オールズバーグファンの我が家の子供達。
どんな感想を言ってくれるのか興味津々の1冊でした。
表紙に描かれた男性を見て
「どうして スープを見てこんなに驚いているのか…」って
2人とも とても不思議に思いながら読み始めたようです。
読み終わると この男性の正体について 口を開きました。
「この人は 妖精かもね。」なんて ロマンチックなことを言ったのは息子 笑。
「この男の人は 季節そのもので 本当は<風>なんじゃないかな。」なんて
妙に大人っぽく話し出したのは娘 笑。
最後までこの男性は「名前のない人」。
スープを見てどうしてそんなに驚いていたのかも
はっきりとした答えはありませんでした。
でも その為か余韻の残るお話となり
子供達との会話が弾む絵本となりました。
それから 絵の構成が 映画の作り方に似ていて
スッとお話に引き込まれていくのは
この為かもしれないな…と思ったりもしました。