「くれよんのくろくん」 みんなの声

新品の箱からくれよんが次々と飛び出して来て、真っ白な画用紙がどんどんきれいな色でうめられて行って、カラフルで元気いっぱいの明るい絵になっているのを見ていると、こちらまで絵を描きたくなってしまいます。特に、最後の花火が出て来るところでは、子供達もやりたくなってしまったようでした。

この本は、お絵描きの楽しさを子供に伝えてくれるばかりではありません。一人でなにかやるよりも、みんなでやった方がすばらしい物になるということや、ちょっと工夫すれば見違えるようにすばらしくなることがあること、などもそれとなく教えてくれます。

それにしても、白くれよんはないのかしら。

みんながせっかく書いた絵を 仲間はずれにされたくろくんが塗りつぶしてしまいますが。。。
最後にはとーっても素敵なことが起こります。
ページいっぱいに描かれた絵には、思わず娘も私も｢うわぁーっ！｣。
そういえば小さい頃こんなことして遊んだっけ…と懐かしくなりました。
個性の大切さや友達の大切さ…色々教えてくれる絵本です。

絵も色使いも話もおすすめな絵本です。
子供たちが自由に遊び始め・・・
エスカレートしてケンカも始まり・・・
仲間はずれの子も出て・・・
幼稚園でもそんな光景を見かけます。
そんな中で、
仲間はずれの子には意外な特技があって・・・
みんなが見直して、反省する・・・
という展開がいい感じ。
絵のタッチもテンポもよくオススメです。

白画用紙をみつけたクレヨンが、のびのびと絵を書いていく様子が
とても気持ちいいです。
でも、「くろくん」は、まっくろになるからと仲間に入れてもらえません。
みんなが好き勝手に書きすぎてぐちゃぐちゃの絵になってしまったとき、
シャープペンのお兄さんがくろくんにヒソヒソ。
それを聞いたくろくんは、画用紙をまっくろに塗り始めました。
黒くなってしまった画用紙に、他の色たちはびっくり！
そこでシャープペンのお兄さんが登場。
黒の上をペン先でスイスイッ！
黒くなった画用紙に色とりどりのきれいな花火が咲きました。

とても素敵なお話です。
最後の部分で子どもたちもにこにこしていました。
久しぶりに、クレヨンで絵を描きたくなりました。

くれよんたちが絵を描いていくのがかわいいし、とても想像力が育つと思います。
最初は仲良く楽しく書いていてくれよんたちも勝手な行動を起こしてケンカをはじめてしまいます。
でも、これって気まぐれな子供たちによくあることですよね。
そしてただ、ひとりだけ仲間はずれにされてしまったくろくん。
ちょっとかわいそうだなと思ったのですが、シャープペンシルのお兄さんのアドバイスでくろくんも色を塗ることができました。
ただ、みんなの絵の上を真っ黒に塗りつぶしたので
他のくれよんたちは最初は驚いたけれど、シャープペンシルのお兄さんのおかげでとても素敵な作品ができあがりました。
”仲間はずれ”にしないで一緒に遊ぶと楽しいよ、仲良くすることは大事だよと教えてくれる絵本だと思います。

かわいい絵と色使いにひかれて購入しました。私まで楽しくなるような絵と、小さい頃にやったクレヨンの作品！！！懐かしいっっ！と思いました。実際に『くろくんの花火だよー』と娘に書いてあげたら喜んでいました。毎晩「どの絵本にする？」と聞くと「くろくん！」と言うことが多いです。

「そらまめくんのベッド」の大ファンの娘。そらまめくんの話でもそうですが、なかやみわさんの絵本は、どこか子どもにとって、教訓めいたというか、こういうことを学んでほしいということが、絵本の中から伝わってきます。
今回のテーマは「仲間はずれ」まだ、娘にはそんな難しいことわからないようですが、「みんな仲良し」がいいことというのは、理解しているみたい。
最近クレヨン遊びに夢中な娘は、１本１本取り出して、あかさん、ピンクちゃん、くろくん、など登場人物と照らし合せているのが、とてもほほえましいです。カラフルな色使い、ストーリー、どれをとっても、おすすめできる１冊ですね。

絵もほのぼのと心温まるお話です。新品のくれよんさんたちはとてもたいくつ。ある日きいろくんが画用紙を見つけて絵を描きます。それから他のくれよんさんたちも次から次へと呼ばれて絵を描きますが、くろくんだけ混ぜてもらえません。そこへシャープペンのお兄さんが来てくろくんときれいな花火をつくります。ほんとうにとってもきれいなんです。「くろって、すごいね」と最後はみんな仲良しです。息子が４歳のとき２ヶ月くらい毎晩「読んで」と持ってきた絵本です。今でも大好きです。絵を描くときのグリン　グリリリーンやゴーゴリゴリゴーという音に喜んだり、花火に感動したり、最後は必ず「くろくんよかったね」とほっとします。あの花火は家でも描いてみました。あんまりきれいにできなかったけど、とっても楽しいですよ。

イラストが可愛く、なかやさんの物だと知って読みました。
（そらまめくんシリーズを書いた人です）

１０色のクレヨンが一本一本と冒険をして、外に出ちゃいます。
真っ白い画用紙に、思い思いの絵を描いていきます。
最後にくろくん僕の出番がないことにちょっと淋しそう…
　でも　９色のクレヨンさん達　夢中になって描いちゃってた絵がくちゃくちゃになって、喧嘩が始まりました。

そこに　くろくん登場です。
なんとその絵を真っ黒に。くろくん形が変わっちゃう程に真っ黒に塗ってしまいました。

９色のクレヨンさん達くろくんを責めてますが…そこへシャープペンのお兄さんがやって来て…
ツツツゥーっとクレヨンを削って、大きな花火の出来あがり…！！

小さい頃そういえば、同じような事をして遊んだなぁ〜っと思い出しました。２度楽しめますよねぇ〜。
みなさんは　どの色のくれよんが早くなくなりましたか？
思い出しちゃいますよ。

職場で劇にしてみました。
大好評でした。
小学校なんかではスクラッチング（？）の勉強にもなるなあ・・・なんて思いましたね。