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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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おおきなけやき」 みんなの声

おおきなけやき 作:林 木林
絵:広野 多珂子
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2011年01月15日
ISBN:9784790252221
評価スコア 4.68
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みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • 静かに土になったけやき・・・・・

    「地面に横たわったまま、みんなを見上げながらけやきは、静かに土になりました。けやきのいた場所に新しい木の芽が生まれてきました。」この終わり方に、私もこんな終わりかたがしたいなあと感動を覚えました。
    「どどどど どど どっすーーーーーん!」と、倒れてしまってからも、毎日けやきの周りに遊びにくるようになった動物たちに囲まれてとても幸せな毎日を過ごしたけやきに、寂しくなくていいなあと羨ましく思いました。いつでもどんなことが起こっても現状を受け入れるようにしたいなあと思いました。

    投稿日:2018/07/30

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  • 静かで力強い一生

    全ページお試し読みで読みました。
    冬の日、森の長老 ケヤキの古木がドーッと倒れました。
    季節が変わってゆく空の下で、
    木々や鳥や動物の会話だけが続いてゆきます。
    次の秋には野葡萄がからまり、木の実が落ち、
    やがて金色の枯れ葉が毛布になり、
    次の春には、新しい草花で覆われます。
    最後の一ページの絵は多くのことを語りかけていると思います。
    自然国立公園でこんな風に倒れた姿で、土に帰って行く木の写真を見たことがあります。

    投稿日:2016/08/28

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  • 素敵な絵本です。

    森で一番のけやきが倒れてしまったお話です。
    最初は悲しいお話かと思いましたが,倒れてしまったことによって見えたこと知った喜びがあり,メッセージ性を感じる素敵な絵本でした!
    最後は何年も月日が経ちけやきは土に帰り,そこにはまた新しい芽が。
    命の繋がりも感じられる絵本でした。
    絵も自然が感じられ魅力的でした。

    投稿日:2015/02/06

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  • かがやく

    「きのみや どんぐりが みのり、
    けやきの まわりに ほうせきのように こぼれてきました」

    「きんいろの かがやく ほしのような もみじや
    いろとりどりの かれはが ふってきて」

    など、文章がとてもきれいです。
    イラストもその文章に負けないくらい素敵で、
    まるで桃源郷のよう。

    けやきの木が静かに役目を終える最後は
    少しさみしいけれどとても穏やかで
    こうして命が巡ってゆくのだと感じました。

    投稿日:2014/01/24

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  • 新しい視点と幸せ

    4歳5ヶ月の息子に読んでやりました。森で一番背の高いけやきが年を取りすぎて倒れてしまい、それまでとは一変しましたが、新しい見方や幸せを発見したというお話です。同じようなテーマを取り扱ったものはいくつも観てきましたが、けやきを使って表現するというのはおもしろいと思いました。けやきという静寂となにかとてつもなく大きな存在を感じさせるからです。今までは物理的な大きさでしか見えていなかったものが、その大きさをなくすという天地がひっくり返ってしまう状況に追い込まれるのです。すぐにその環境を受け入れることはできないでしょう。その葛藤や新しいものへの順応、そういったものが実にゆっくりと語られているのにちょっと驚きます。時間の流れが変わります。とても優雅な絵本だと思いました。残念ながら、こういったことは息子には理解できないと思いましたが、木の一生や木の新しい生活という視点では理解できたみたいです。たまには、こういう優雅な気持ちになれる絵本に触れてみたいとおもいましたね。そういうのも幸せなのかもしれません。

    投稿日:2012/03/31

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  • 大きなけやきの木は老木である時倒れるのです
    大きくて みんなにあこがれだった木 空が一番高かった木
    自分は もう年を取り 死んでいく こんな事を感じながら地面の上にたおれたのでしょうか
    自分よりも空高く跳べるのは 自分ではなく きじばとに聞いてごらんもっと空高くをとんでいる
    けやきは地面に倒れて 土を知ることができたのです
    本当は 自分が土の下の根っこから栄養をもらって大きくなったことを忘れていたのでしょうね

    そして 木がたおれたので そこに草がはえ花が咲いたのです
    木が倒れてからまた 動物たちが集まってきて、嬉しそうに過ごすのです

    私が訪れた屋久島の森の中にはいると 大きな杉がたくさんあって こけが木のまわりに生きづいているのです 感動しました!!

    何年何年も生き続けた木、たくさんの木が集まって森を作り、大きな森は雨をよび、森がどんどん広がるのです

    この絵本のけやきは自分の命の終わりを感じるのですが 倒れてからも月日が流れていき けやきは土にかえるのです
    そして 又小さな木の芽をやどすのです
    これは まさに輪廻ですね
    めぐり巡るというこの営みをけやきは感じていなかったのかも知れませんが・・・ 子孫を残すのです

    林 木林さんの絵本は初めて読みました 
    彼女の伝えたかった事はよく分かりましたが
    子供より大人が読む方がよく分かると思いました

    投稿日:2012/02/21

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  • 一言で言えば、再生の物語だと思います。
    言葉も言い回しも難しくはなく、読み聞かせるには何の問題もありませんが、内容的に言えばこれは大人向けの絵本だと私は感じました。
    寒い冬の日、森で一番背の高いけやきの木が倒れる、というところから始まるので衝撃的です。
    倒れて絶望しているところにわらわらと集まってくる動植物たち。
    彼らは、森一番背の高かったけやきの見た景色の話を聞きたがります。
    そしてあなたに憧れていたのだと語りかけました。
    土の上で初めて過ごす季節が巡り、けやきは自分の価値観だけが正しいわけではなかったと気づくのです。
    そして多くの幸せを感じながら土へと還ってゆき、新しい命を芽吹かせます。
    長いお話ではないというのに、なんと壮大な話でしょう。
    読み終える頃にはぽろぽろと涙が零れていました。
    人の一生と重なる、とあるけやきのお話です。
    どうぞ静かに、表紙を捲ってみて下さい。

    投稿日:2012/02/17

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  • 人生にも重なることが・・・

    森で一番背の高いけやきが倒れました。
    「わしも もう おしまいだ」
    けやきは、そう思いましたが、終わったわけではなかったのです。

    移り行く季節、地面近くで森の仲間と過ごす、けやき。

    その姿からは、穏やかな空気を感じます。

    やがて土になり、新しい命へとつながるのですが、このけやきの姿は、人も同じではないかと思わせてくれます。

    私自身「まだまだ若い?」なんて思っていましたが、この本が心に響くということは、それなりに年を重ねたということでしょうか。

    数年後に、もう一度読みたい作品です。

    投稿日:2011/09/24

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  • 自然の一部を知ることは大切ですね

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    本の題名が出てこないのですが
    以前読んだ外国の絵本に
    似ています

    古木が朽ちていくのは、悲しいのではなく
    他の植物、動物に対しても・・・とか
    新しい芽が次世代を・・・とか

    「けやき」に惹かれました
    どんぐりとかさくらとかメジャーですが
    「けやき」はそんなでもないような・・・
    仙台では、大変親しみのある木なんですよ

    動物達が輪になって手をつないで
    遊んでいるシーンや
    緑とお花畑のシーンに
    癒されました

    投稿日:2011/07/27

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  • 自然界の営み

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、男の子8歳

    冬枯れの寒い日に、長寿のけやきの木が倒れました。
    他の木皆が、尊敬していた老木けやき。

    憔悴しきったけやきに、
    そばにいるたくさんの小さな草や花や虫たちのささやきが
    どんなに慰めになったことでしょう。

    もう立ち上がることができないけやきは、
    横たわった体で、違う世界を発見したのです。
    今まで見たこともない風景を感じたのです。

    秋になり美しい落ち葉に埋もれ、冬をじっと過ごすと、
    何度も春が巡り来て、けやきを包むように新しい息吹が…。

    そうして、けやきは土に帰っていったのでした。

    まるで人生を代弁しているかのようでした。
    粛々と受け入れて生きたいと思いました。

    そして、喜びの新しい命。
    命はつながっていくことを実感しました。

    投稿日:2011/05/25

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