子どもが選びました。
旅行社のあまがえるは、ペットボトルの船で、カタツムリ、ダンゴムシ、テントウムシたちのお客さんを案内します。「ひとがすてたペットボトル」と書かれているあたりは、私たちに対する警鐘の意味なのでしょうか?
トンボ池を探検するわけですが、水の中の生き物の生態や厳しさなんかもきっちり描かれていて、しっかり観察されていると思いました。さすがに松岡達英さんの絵本だという感じ。お昼のお弁当も、ダンゴムシにはクヌギの枯れ葉、テントウムシにはアブラムシ、カタツムリにはキャベツという感じでリアルさを感じました。
わなにかかった魚たち、そのわなを見に来る人間も描かれていて、生き物目線で見たら人間ってとても怖い生き物なんだろうなと思いました。
子どもたちはそれほど深くは感じていないようで、リアルな生き物たちの様子を観察していました。