5歳の息子に渡すと、まず絵だけでストーリーを追っていました。見終わると紙とペンを持ってきて宝の地図を作り始め、出来上がるとハサミで紙の端に切り込みをたくさん入れ始めたので、何をしているのかなと思ったら、古い地図を再現したエイジド加工でした。なるほど挿絵の地図も紙の端がやぶれてる!子どもって大人が受け取る情報以上のものを挿絵から受け取っているのですね。
いつも私と息子と1文ずつ読み進めるのですが、ストーリーに引き込まれたのか途中からひとりで読み進めていました。何日かに分けて読みましたが、字を追うのがあまり得意でない息子でも抵抗なく最後まで読めました。
海賊の宝がチーズだったのには笑ってしまいましたが、「宝がなくても.生きてるってだけで、ゆたかな気もちになれるよ。」という言葉にほっこりしました。
海賊や宝の地図なんかが好きなお子さんなら引き込まれると思います。