あべ弘士さんの描く動物たちはどの作品を見ても、とても個性的で印象的です。
今回の絵本も表紙絵がすごくよかったです。
裏表紙のサバンナの笑顔も絵の絵に2センチ程被って作られていたのですが、
この、対峙するヤギとライオンの姿の脇にサバンナの青い空がちょっとだけ見えている。というのは、どんなことを思ってこうされたのかとても気になります。
作者の竹田津実という方はだれだろうと、作者紹介のところを読んでみました。
なんと!元・獣医師のかたでした!!しかも「子ぎつねヘレン」の著者でした!!
なるほど……。
使っている言葉は難しくはないのですが、
内容は自然の摂理を解いていて結構難しいことをいっているなと、思いました。
なので、この作品をお薦めするとしたら小学校高学年以上、中・高生のお子さんたちです。