きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)
これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!
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毎朝、毎朝、「早く、早く」って言ってる。「どうしてやらないの?」って言ってる。このお母さん、私みたいです。 ちょっと反省です。 そうだよね。大事なことはちゃんと覚えてるんだよね。 大丈夫なんだよね。 余裕がないのはお母さんのほうだね。 反省、反省。
投稿日:2006/12/15
この絵本の主人公、娘そっくり。 というよりも、このおかあさんが私そっくりなんですね。 おかあさんの一言一言が、(あぁ、言ってる。言ってる。)とうなずけて、 その度に、『ぼく』は「おかあさん、おこらないで。」という言葉が、 私の心にズキンと突き刺さってくるのです。 『ぼく』だって、頑張っているんだな。 娘も頑張っているんだな。 生活習慣がなかなか身につかないけど、忍耐して言い続けないといけないな。 娘だって、出来るところ、頑張っているところいっぱいある。 そこを、ほめて育てることも大切なんだな。 娘が殻に閉じこもってしまう前に、聞いてあげよう。 認めてあげよう。 ほめてあげよう。 私が、反省させられた絵本でした。
投稿日:2006/11/08
「さっき言ったでしょ。忘れちゃったの?」「この前も言ったのに」...子供がだんだん自分で出来ることが多くなると「出来て当然」の気分になってきませんか?ウチは要領のいい双子の姉とどうしても比較されがしな「鈍臭い」弟。そのムスコが非常に気に入って何度も読んでとせがまれました。もしかしたら、彼なりに「そんなに怒らないでよ、お母さん」と私に伝えたかったのかも。つい「何度も同じことを言わせるなぁ!」と思ってしまいがちなお母さんにオススメの本です。ちなみに、読み聞かせをしていると、この本のお母さんのセリフ、とっても言いやすくて力がはいってしまいます(笑)。「あきやまただし」さんって、男の方なのに(ですよね?)、どうしてこんなに母親のセリフがわかるんでしょうか。
投稿日:2006/04/17
子供は、この春小学生に上がります。何年か前に、あきやま作品に親子ではまったことがありました。とっても面白い。 でも、段々内容を求めるようになってきて、疎遠になっていました。たまたま、図書館で見つけたこの絵本、「あら、新作なのかしら?」と手にとったら、面白い。早速、借りて来て読み聞かせをしました。息子は、笑いながらうなずく×2。 そうだ、絵本もこうして、子供の立場として描かれていると面白いんだなと思いました。
投稿日:2005/02/17
今や、「おかあさんといっしょ」のミニアニメも担当されて、すっかりメジャーになってしまったあきやまさんの新刊です。(2004年4月発刊) 「わすれてないよ」の主人公のぼくは、まるで我が家の上の子そっくり。(本人も「似てる〜」といってます) 生活する上で基本的なことをすぐ忘れちゃうんです。例えば、出かける時に、ハンカチやちり紙を忘れる。トイレの電気を付けっぱなしで消すのを忘れる。(うちなんて、朝まで付いてることもあります) よそ見しながら食べるから、食べたものがぼろぼろ落ちる。 本当に、そっくり! 私も、この絵本のお母さんと同じように、毎日ガミガミ細かく「アレはしないで、これはできた?」と、聞いてしまいます。 絵本の最後で、「ぼく」が怪獣になって、お母さんを責めている所を見たら、ちょっと、反省…。 もっと、子供のできる所、がんばっている所も見つけていこうと、思いました。 ふだん、怒りっぽくなっているお母さん方に、ぜひ、読んでで欲しい絵本です。
投稿日:2004/08/15
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