「なぞなぞおめでとう」 みんなの声

数年前に読んだ「なぞなぞのたび」では、難しくてほとんと答えられず（私も＾＾；）苦戦していたのをよく覚えています。
数年経ってリベンジ！
５０個のなぞなぞと、その答えを絵から探して答えるなぞなぞ絵本。
難しいのもあり、簡単なのもあり、それなりに楽しめました。
前回は惨敗だったけど、今回は意外と答えられていたのでビックリ！
成長したのか、問題が簡単だったのか、わかりませんが・・・。
問題が難しくても、答えの絵を探すだけでも楽しいですよ＾＾

言葉のスペシャリスト、石津ちひろさんが紡ぐなぞなぞ絵本。
出題は見開きのテーマに沿ったものなのですが、
テーマ全てに「おめでとう」が添えられていることが滋味深いです。
そう、まさに、生きていることへの賛歌。
原始的なエネルギーに満ちたスズキコージさんが、
ヒントでもある絵を添えているのがベストマッチです。
ということで、難易度は高くありませんが、
答えをたどると、生きてるっていいなあ！という
エネルギーをもらえるような気がします。
やや頭の体操的な物もあるので、小学生くらいからがいいかもしれませんね。

なぞなぞが５０問あって、答えは絵の中に隠れています。一人で探すのも面白いですが、孫たちはなぞなぞが大好きだから、一緒に探すと楽しいだろうなあと思いました。「なぞなぞのこたえ」もあるのがよかったです。スズキコージさんの色彩が濃い個性的な絵もよかったです。

なぞなぞも面白いけれど、絵が楽しい絵本です。
絵の中に答えは隠れているのだけれど、スズキコージさんの絵を見ていたら、かえって見逃してしまいそうなほど、ユーモラスで不思議な絵本です。
なぞなぞ絵本であることを忘れてしまいそうな絵本です。

９歳、小学3年生の娘が問題を出してくれ、家族みんなで答えました。難しいのが、絵の中に答えがある、というしばり。ヒントになるときにもあるのですが、逆に絵に囚われすぎてしまって分からなくなってしまうことも。少し未就学児には難しい？かもしれませんが、楽しめます。