「アーリーのぼうけん」 みんなの声

ありんこむらの、穴掘りチャンピオン大会で

宝探し競争をしました。

土の中にもぐり金メダルを探すという競技で

アーリーはぐるぐるともぐってしまって、どんどん遠い場所へ。

びっくりするくらい、土の中をぐねぐね行ってしまい、

町まで行ってしまいます。

そこからのお話はとってもおもしろいです。

何がおもしろいって目線があり目線だからです。

ありのアーリー以外はみんなとても大きいし、

人に踏まれそうになってところもとっても迫力がありました。

ありの世界ってこんな感じなんだなというのが

よくわかるお話でした。

最初のページに穴掘りチャンピオン大会の種目が

書いてあるんですが、どれもそんなに変わらないな〜と

思うような競技ばかりで、ちょっと笑ってしまいました。

この絵本の絵がポップな色使いでかわいいと思いました。子供も気に入っていました。アーリーがお家に帰れるかうちの子はとっても心配していました。最後はハッピーエンドで終わったので良かったです。おいしいお土産がうちの子は気になっていました。

アーリーは、ありんこむらのあなほりチャンピオン大会に、
出場することになりました。
あなほりスピード競争と、あなほりマラソンで１位をとっているアーリーは、
最後のあなほり宝探し競争で１位をとれば優勝です。
だから、アーリーはおおはりきり！

アーリーは、ほった　ほった　ほった。
土の中を夢中で、どんどこ　どんどこ　ほっていくと・・・！

町に出てしまったアーリーは、危険の連続。
もう、ハラハラドキドキ。
甘いお菓子を見つけたときは、ラッキー！って思ったけど、
アーリーが、無事に村まで帰る事が出来るのかとても心配でした。

危険な目にいっぱいあったけど、
見つけたお菓子を、みんなのために持って帰るという優しさを持ち合わせたアーリーは、
素晴らしいと思います。
だから、無事、ありんこむらに帰れて本当に良かった。
みんなも心配してくれてたみたいで、
みんなの最後の言葉は、とても胸にグッときました。

読み聞かせるなら、３歳ぐらいから。
絵がはっきりしていて、かわいいし、おはなし会での読み聞かせもいいと思います。