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ともだちや」 みんなの声

ともだちや 作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1998年01月
ISBN:9784032048902
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,745
みんなの声 総数 206
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206件見つかりました

  • 大人にこそ読んでもらいたい

    「ともだちいりませんか、1時間100円」
    キツネがともだちやを始めますが・・・

    学生の時に出会ったこの本。
    「ともだちや」なんて!そんな発想に驚き、
    のぼりを持って踊る様にかけているキツネの姿が
    可愛らしくて可笑しくてお話も面白くて…。
    本当の友達になれたシーンもとても素敵。
    心がほっこり温かくなります。

    しかし、今読んでみると、
    このお話で訴えていることがとても深い。
    オオカミが歯をカチカチならし、怒っているシーンと
    その言葉には、大人もハッとさせられます。
    残念ながら、友達、という言葉を使って商売をしたりする
    大人がいることも事実です。
    金銭がからんでしまった時点で、それはもう友達という
    対等な関係ではなくなってしまうということ。
    子ども同士だけでなく、大人にも言えることが
    ずばりオオカミの言葉に込められています。

    子どもももちろん、大人にも読んでほしい。
    そんなメッセージが込められていると思います。

    投稿日:2012/06/12

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  • さびしんぼうは誰?

    お金を取ってともだちやをするきつねに「ん、これは…?」と思いましたが読んでいくとおはなしに惹きこまれました。
    ともだちはうれるもの、かうものではかなしいですね。
    さびしんぼうは…ラストに思わず「あー」と納得。
    こどもに読ませてあげたい一冊になりました。
    この絵本を読んで何か感じるものを得てほしいです。
    他シリーズもあるようなので読んでみたいと思います。

    投稿日:2012/06/11

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  • オオカミさん素敵

    このシリーズの本を読むのはこれで2冊めですが、やっぱり
    オオカミさん素敵♪
    「おい、キツネ」
    「トランプの あいてを しろ」
    のっけからこの強引なところがたまりません。
    (「おい、ともだちや」って呼ばないところがいい!)

    そうして、「あしたもきていいの」ときくキツネに
    「あさってもな、キツネ」
    だなんて!かっこよすぎます。
    オオカミさんらしくワイルドで、なおかつとっても自然。
    不自然な「ともだちや」をやろうなんて思うくらいさびしくて
    (でもともだちの作り方を知らなかった)キツネは、うれしかった
    だろうなあって思います。
    そうなんだよね。友達ってお金と自分の時間をやりとりして作る
    ものなんかでは絶対なくって。自然と出来るものなんだよね。
    もう「友達だ」って思った瞬間に「友達になっちゃってる」もの
    なんだよね。

    ちなみに娘はすぐ「友達だ」って思っていろんな子と遊べる
    タイプなので、ともだちやをはじめたキツネの気持ちは
    よくわからないと思います。だけど、そんな風にして寂しそうに
    している子がいたら、ぜひ声をかけられるような人になって
    ほしいなあ。
    キツネの気持ちはよくわからなくとも、オオカミと楽しく遊んで
    いる様子がうれしかったのか、はたまた「ともだち」という響きが
    気に入ってしまったのか、この絵本を読んだ後、私のことを「友達!」
    と呼ぶ娘(笑)。

    オオカミさんの格好もやっぱりワイルドで素敵なのですが
    キツネはなんで海でもないのに浮き輪持ったままなんだろう?(笑)

    投稿日:2012/06/10

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  • 私は、大学の卒業論文で
    「大人に対する絵本の読み聞かせの効果の考察」のために、地域の大人20代〜80代までの方を対象に「ともだちや」の読み聞かせ会を開きました。ストレス社会で活躍している大人の方々に絵本の力を試したかったのです。50代の女性は、キツネくんが、一生懸命ともだちやをしているところに大笑いし、80代の女性からは、「いくつになってもお友達はほしいものよね。」と話され、邪気のない可愛いお話を感動していらっしゃいました。
    親子連れの4歳のお子様は、「キツネがかわいい」と満足してくれました。ともだちやを聞いてもらった後にした心理テストの結果
    、絵本の読み聞かせは大人の心を穏やかにし、気持ちが安らぎ、活気も湧いてくるということが分かりました。ともだちやの文は長くなく、ぴりっと真実がつまっていて、笑った後しんみりして、胸の中に大事なものが入っている宝箱がことんと置かれた感じがしました。ともだちやの絵は細かいところまで、暖かい思いが凝縮された愛情たっぷりのやさしさがつまっていると感じました。
    ともだちシリーズは 幅広い世代に愛されていて、後世に残る最上級の絵本だと思いました。

    投稿日:2012/06/08

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  • ほんとうのともだち

     息子が大好きな「ともだちや」シリーズ、第1作目です。キツネとオオカミが友だちになった記念すべき
    1冊!

     キツネは「ともだちや」という商売を始めてみたものの、本当に欲しかったのはお金で買えるニセモノの
    友だちではなく、本当の友だち。

     友だちの作り方も分からなかった寂しがりやのキツネが、オオカミのおかげで本当の友だちに出会うことが
    出来ました!

     オオカミの一番の宝物だったミニカーが、今度はキツネの宝物になり、お互いの存在が何より大切な宝物に
    なったんだな〜、と心が温かくなる絵本でした。

     リズム感あふれる文章と、表情豊かな絵も魅力の1冊です。

    投稿日:2012/06/06

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  • 友達って無償の友達が一番でしょう

    1時間100円で友達屋をはじめたきつねくん。うるさいと言われたり、声が小さいと言われたり、、、
    クマくんの食事の相手でまずいものも「美味しい」と食べて200円。でも次はおおかみくん、、、、
    本当の友達のつもりで呼んで、楽しくトランプをした後、お金を貰おうとするきつねくん。
    「友達からお金をとるつもりか!」と怒るおおかみくん。その代わりいつでも友達だという約束をし、
    ワインやパンをごちそうになり、ミニカーもプレゼントされたきつねくん。無料でいいから友達は
    いりませんか〜と声をかけながら帰路につきます。

    友達のありかたって、そういうのがいいですね。打算とか考えず、無償で友達のために何かしたいと
    思ってほしいもの。娘の教育上も良いなあと思います。とてもおすすめ。

    投稿日:2012/06/03

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  • たまらなく愛おしい

    私が初めてこの話を知ったのは、子供を産んでNHKの教育テレビ(今のEテレ)をよく見るようになって、
    たまたまテレビがつけっぱなしになっていた時に、一人の女性がこの話を演じているのを見た時でした。

    「えー、ともだちやです。ともだちはいりませんか。」とテレビから聞こえ、その後の言葉、1時間100円! 
    あまりの斬新さに、耳も目も釘付けになりました。その後、すぐに図書館に借りに行きました。

    そして、当時、とある会社の絵本の配本サービスを受けていたのですが、そこの小冊子にこの本のことが
    書いてありました。友達をテーマにしたものの絵本は沢山あるけれど、お金を取って友達になるという
    設定なんて、子供の世界にはあってはいけないみたいなことを猛烈に批判していました。

    私にとって、そんな曰く付きの絵本なのですが、どうしてでしょう。私はこの本が好きなんです。
    “きつね”と“おおかみ”のぶきっちゃさん同士が微笑ましいのかもしれません。そして、淋しくて友達が
    欲しくてたまらないきつねがやっと考え付いた苦肉の策が、“ともだちや”なんですよね。
    本当は批判されるようなお金の為の“ともだちや”をしたかった訳じゃないんです。
    その一生懸命さが、たまらなく愛おしいのかもしれません。

    一番最初にこの話を「見た」時、息子はまだとても小さくて、よく分かっていませんでした。
    それが、つい先日、胃腸の風邪になって学校を休んでいた2年生になった息子が、偶然にも同じものを
    何年かぶりに見て、1時間100円のフレーズで大笑いをして、最後に、きつねとおおかみが本当の友達になるの
    を黙って見届け、一言、「面白い話」だとつぶやきました。そして、今回、再度、全頁ためし読みで、息子
    自身が自分で話を読むことができて、ますます気に入ったようでした。

    このきつねとおおかみのともだちになるきっかけは、続くシリーズを通すと、このはじまり以外はもう考えら
    れません。

    淋しがり屋さん、ぶっきっちょさん、そして友達が出来なくて悩んでいる子、単に面白い話が好きな子、
    全ての人にお薦めです。もしかしたら、批評が分かれる本なのかもしれませんが、私と息子は好きな話です。

    投稿日:2012/06/02

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  • 友達できたよ

    お友達と遊ぶってなかなか難しいものです。
    遊びたいけど素直に慣れなかったり
    勇気を出して声を出せなかったり
    ちょうど入園と重なった時に読んだ本なので思い出の一冊です。
    はずかしさを隠すように、ともだちやをはじめるキツネさん。
    その発想がとても新鮮でした!

    投稿日:2012/06/07

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  • 「ともだちは、いりませんか」

    • あおそらさん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子2歳、男の子1歳

    NHK「おはなしのくに」で取り上げられているのを、偶然目にしたことがきっかけでこの絵本を知り、
    もうすぐ3歳になる男の子に読み聞かせました。

    最後まで真剣に聞いてくれたけど、2歳、3歳くらいのお子さんにはまだ少し内容は難しいかもしれません。
    それでも、これからお友だちと遊ぶ機会も増える年齢なので、絵やところどころのセリフから何か少しでも
    汲み取ってもらえるものがあれば・・・と思い選びました。

    「ともだちは、いりませんか。さびしい人はいませんか。ともだち1時間100円。ともだち2時間200円」
    大人にとっては少し、ぎょっとするセリフです。
    なんでも素直に受け止め吸収する時期の子どもに読んでも大丈夫かな?と、多くの大人は少し心配にはなると
    思います。
    でも、子どもは大人が思っている以上に柔軟です。
    最後まで読めばきちんと話の意味を理解してくれると思います。

    2人でトランプをして盛り上がったり、オオカミが一番大切にしているミニカーをくれる場面もあり、
    本当の「ともだち」を学ぶには最適な絵本だと思います。

    読んだわたし自身が、今まで「良いことだけを詰め込んだ絵本を子どもに与えたい」と思いがちだったん
    だな〜と気づかされました。
    昔話や落語にあるような少し毒気のあるストーリー。
    たまにはそんなお話も心を育てることに重要なのかもしれません。

    投稿日:2012/06/01

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  • キツネとオオカミの出会い

    ユニークな絵と、楽しくてあたたかいストーリーが魅力の『おれたち、ともだちシリーズ』。
    このシリーズは、我が家ではみんなで揃ってワイワイ読むのが定番です。
    「ともだちや」はこのシリーズの第一作目。続編でいろんなドラマを繰り広げるキツネとオオカミの出会いが
    描かれています。のぼりを背負い、なぜか浮き輪とゴーグルをするキツネ。1時間100円の「ともだちや」を
    始めたけれど、オオカミとの出会いで「ほんとうのともだち」の意味を知ることに。
    スキップしながら夜道を帰るキツネの姿を見るたびに、ホッとして自分の心も軽やかになります。
    これからキツネとオオカミがどんな風に成長して、どんな風に友情を育んでいくのか、続編も見ものです。

    投稿日:2012/05/31

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