まっ黒なくまの子『よるくま』のおかあさんをさがすというシンプルなストーリー。
でも最初から最後までやさしさがあふれた絵本です。
まずやさしいタッチで描かれた『よるくま』や『ぼく』。
酒井駒子さんの絵ならではのかわいらしさいっぱいです。
絵の魅力はもちろんなのですが、なによりこの絵本のおススメはおかあさんの語りかけです。
『ぼく』への『ぼく』のおかあさんの語りかけ。
『よるくま』への『よるくま』のおかあさんの語りかけ。
やさしい口調で語りかけるセリフはなんだか嬉しい気持ちになります。
この絵本は私自身のために買った絵本で、大満足の一冊なのですが、
やはり寝る前に誰かに読んでもらいたいです。
とくに最後のおかあさんの語り!
このページだけのためでも読んであげる価値ありです!