男の子と夜になると現れるかわいい「よるくま」のお話。
男の子の夢とも現実ともつかないよるくまとの出来事と、繊細で夢のある絵がとても合っています。
夜のお話なので、夜の場面ばかりなのだけど、不思議と暗い印象はありません。そして男の子やよるくまの表情がとてもかわいらしいのです。
子供が1歳の時に読んで、少し難しいかな〜と思っていましたが、とても気に入ってしばらく毎日のように読まされました。
文章を全部覚えてしまうほど!
よるくまが起きるとおかあさんがいなくなっていて2人で探しに行くのだけれど、実はおかあさんはお仕事に行っていたのです。
私自身も仕事に出ているので、なんとなく自分と重ね合わせて見てしまいました。
ほっとして、心があったかくなります。
お仕事をしているお母さんにはぜひ読んで欲しい絵本です。