よるくま親子と自分達が重なって見えてしまいました。
目が覚めたらおかあさんがいなかったよるくま。
お昼寝から目覚めて横に誰もいない時、家の中で私を探す時、もしかして息子もよるくまかしら、と。
はちみつ屋さんはスーパー、公園は自分達のよく行く公園に見えました。
おかあさんはお仕事をしていていなかったわけですが、それもつい家事でほったらかしにしてしまう自分が思い起こされます(よるくま母さんに失礼かな)。
また、おかあさんを見つけて飛びつく時のよるくまの泣き顔は胸を締め付けるものがあるんです。
息子もじっと何かを考える様に聞いているので、やはり気持ちがわかるのかな。同じ気持ちによくなるのかなと思いました。
でも最後は楽しくなります。息子はバスも自転車も好きなので、「バスのるよ!」「自転車買いに行くよ!」と必ず言います。
もしかして本気かしらと一瞬ひやりです。
寝る前に読むと、何回もせがまれてなかなか布団へ行けませんが、やはり寝る前に読んであげたい優しい一冊。