新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

よるくま」 みんなの声

よるくま 作:酒井 駒子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1999年11月
ISBN:9784033312309
評価スコア 4.72
評価ランキング 1,321
みんなの声 総数 405
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405件見つかりました

  • 黒い涙がちょっと気になる

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     男の子が眠りにつく前、前夜訪ねてきたというくまのぬいぐるみ「よるくま」のことをお母さんにお話するというストーリー。お話は、すべて母子の対話形式で進められます。
     う〜ん、わたしも黒い涙が気になりました。この時点ですでに読者はよるくまに共感し、胸を痛めて心配でいっぱいなのだから、あの涙の見開き2ページはなくてもいいかも。かえって大人(作者)の心象絵本というような気がしました。自分の子供の頃を振り返ってみて、確かに母親の姿の見えないことに急に不安感を抱いた経験があります。絵本全体が黒枠を取っているし、あそこまでしなくてもいいかなというのが正直な感想でした。あと、息子も指摘していましたが、よるくまのお母さんがテーブルの下に隠れているかもしれない、というところ。しかもそれを男の子の母親が言っていることに違和感を覚えました。かくれんぼでしょうか? 夜に? くまさんは夜、遊ぶのかな? よるくまちゃんはこんなに悲しい思いをしているのに、隠れている親なんているのかな? 自分の経験からお昼寝で起きてきたときには、ちょっと遊んであげたかもしれないけれど。設定が「よるくま」だから夜、活動するのかもしれませんが、普通に考えたら、夜、隠れたりするものだろうか……と不自然さを否めませんでした。ただでさえ、夜って子供にとっては怖い存在なのに。くまのお母さんが流れ星で魚釣りをしている場面から、ファンタジーという設定もわからなくはないのですが、「夜」という対象を小さな子供向けにお話するのには無理があるかもと感じてしまいました。
     ……というわけで、わたしもちょっと辛口になりました。

    投稿日:2003/09/17

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  • もう少しこのままで‥

    最近「オレ」なんて言うようになった4歳の息子は、外で抱っこしようとすると「やーめーろーよー!」と逃げていきます。

    そんな大人ぶった4歳が赤ちゃんに戻ってしまうのが、この本。
    「ママー!よるくま読んでー!」
    が、甘えたいときのサインです。
    読んであげるのは必ず寝る前。低めの声で優しくゆっくりと。
    幸せな気分で眠りにつけますように。
    明日も穏やかな日でありますように。

    最近優しい気持ちを忘れそうになっているママと、照れくさくてダッコと言えなくなったおませちゃんにおすすめの寝かしつけ絵本です。

    出版社は違いますが、【よるくま クリスマスのまえのよる】という本も出ています。こちらもおすすめです。

    投稿日:2003/09/12

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  • 切ないけれどあったかいお話

    • 月と星さん
    • 20代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    この絵本は仕事を持っているお母さんには切なく、逆にお母さん(おとうさん)の仕事の帰りを待つ子供には同じ気持ちの(よるくま)とやさしく接してくれる(男の子)がいることで寂しさが和らぐ様に思います。私も仕事で帰宅が夜中になります。娘には寂しい思いをさせてしまっているのでこの絵本を読むと(よるくま)と娘の気持ちを重ね合わせて切なくなりますが、娘は(よるくま)と(男の子)に元気ずけられているみたい。絵もとても温かみがあり親子で大切な1冊になりました。

    投稿日:2003/08/29

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  • よるくまがかわいい!

    絵もとてもかわいいし、子供がお母さんに話す話口調で書かれた文もとてもすばらしいです。
    そしてよるくまのお母さんの「〜しようねぇ」っといった話し方も優しく、あたたかい気持ちになれます。

    投稿日:2003/08/06

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  • みなさん「よるくま」してる?

    • かのんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 岡山県
    • 女の子7歳、男の子2歳

    『絵本ナビ』でこの絵本に知り合ったのと、私が週1回の夜のおでかけ(ママさんバレー)を始めたのが同じ時期でした。
    最近は必ず私が帰ってくると分かって安心して朝まで眠っているのですが、最初の頃は練習を終えて夜の10時過ぎこっそり帰宅すると、「おかぁさん、帰ってきたん?」と主人と長女と一緒に寝ていたはずの息子が布団の中から声を掛けてきて、「まあ、まだおきてたの?」と、まるで絵本と同じ様な展開・・・。

    「おかぁさん、おかぁさん、どこいってたの?」
    「ごめん ごめん。おかあさん、おしごとしてたの。」
      (←日常仕事をしているのでこう言うと落ち着くのです。遊んでた(練習だけど)なんてとても言えない・・・)
    「○○くん今日は楽しかった?明日は△△しようねぇ。□□もしようねぇ。明日も楽しいといいねぇ。だから、きょうはもう お・や・す・み。」と言いながらほっぺに甘〜いキスをすると、安心して微笑みながら深い眠りの中に落ちていきます・・・。
    意識してるつもりはなかったのですが、気がつくと「よるくま」してました・・・。(笑)

    「早く寝なさ〜い!」ではなく、明日を楽しみに眠りにつくことって、とても心が落ち着くし、とても幸せなことですよね。
    「よるくま」のお母さんのとても優しいセリフ、真似をして同じように言っているこちらまで心が温かくなって幸せな気持ちになってきます。
    そんな簡単なこと、気づかせてくれてありがとう・・・。
    感謝さえしてしまう素敵な絵本です。

    みなさんも、是非是非「よるくま」してみて下さい!

    投稿日:2003/08/02

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  • 読めば読むほど、味が出る作品

    以前、親子で出かけた読みきかせの会で読んでもらったことがありました。
    今回、久しぶりに読んでみて、感動!!
    正直いって、人に読んでもらった時はそんなに「すごい本」という印象がありませんでした。でも、改めて自分で読みきかせをしてみて、この絵本の素晴らしさが、すごく分かりました。
    夜中に『ぼく』のところにやってきた真っ黒な「よるくま」。
    「めがさめたら、おかあさんがいなかったの」と、泣くよるくまのために、『ぼく』は一緒におかあさんを探してあげます。
    とにかくこのよるくまが可愛いんです!
    下からこんな風に見上げられたら、私でも抱きしめたくなっちゃいますね。
    物語の進行の仕方はちょっぴりミステリックでワクワクするし、キャラクター達はとっても魅力的で、うちの子供達もすっかり「よるくま」のファンになったようです。

    投稿日:2003/07/21

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  • 優しい気持ちになれます。

    3歳の息子に、寝る前に読んであげる本の1つです。
    よるくまのおかあさんを一緒に探してあげる男の子に、近頃『お兄ちゃんになったね〜』という言葉に敏感な息子は、自分もよるくまのおかあさんを探してあげてる気持ちになるみたい。そして、おかあさんを見つけて抱かれて帰る所で、「ああ、あったかい。おまえはあったかいね。きょうはこのままだっこしてかえろう」というセリフが好きで、まだまだ甘えん坊の息子を感じます。
    お母さんと、男の子の会話仕立のお話が、読んであげるのに自信のないママでも簡単に読めそうですよ!

    投稿日:2003/07/15

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  • 一緒だから大丈夫だよ

    • ジュノンさん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子3歳、女の子0歳

    子供って、寝る時に布団でいろんなお話しますよね。

    この絵本も、ちいさな男の子が寝る前にお母さんとお話をして、お母さんのぬくもりを感じながら眠る...というとても暖かみのあるえほんです。

    おかあさんと男の子の会話調になっている文はとても読みやすく、また子供にも聞き取りやすいです。
    男の子と一緒におかあさんを探しにでかけた「よるくま」くん、なかなかおかあさんが見つからなくて泣いちゃいます。でも男の子も一緒に探してあげてるからさみしくないよ、読んでるボクも一緒だよ、だから泣かないで..と絵本と同化してしまいます。
    やっとおかあさんが見つかった時のあの安心感、なんとも言えません。
    読んでいる私も、ふと母の胸のあたたかさを懐かしく思い出しました。

    投稿日:2003/07/12

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  • 目はもう「とろとろ」

    うちの娘が興味を持つ絵本は文がそれ程長くないもの多いです。
    この本は1ペ−ジに1、2行の文章で構成されており、娘にとっては飽きずに読める一冊となっています。
    寝る前に読ませていますが、何回も「もう一回読んで」とか「まだ、読む」と言ってなかなか寝てくれなかったりします。
    しかし、目はもう「とろとろ」。
    眠くはなってしまう力はあるようです。
    内容的にこの本はママが読んであげるのが最適かもしれません。

    投稿日:2003/06/23

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  • ママも切なくなる本

    先日購入して以来、毎晩読まされてます。
    息子は大変気に入ったようで、自分の家にも『よるくま』が来るんじゃないかと、玄関まで確認しに行きました(笑)
    仕事をしているので、よるくまのお母さんに自分を重ね合わせ、ちょっと切ない気持ちになります。”ああ、おまえはあったかいねえ”という部分には、読みながらぐっとくるものがあります。
    息子はというと、一緒に冒険をしている気分になるのか、流れ星のページでは『だいじょーぶだよっ!!』などと叫んでいます。
    最後の『おやすみ』の後、「もういっかいっ!」が毎晩のお決まりのパターンです。

    投稿日:2003/06/19

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