「わにわにのおでかけ」 みんなの声

シブイよ！わにわに！
「わにわにのおふろ」を読んでから、わにわにのファンなのです。

今回は夏祭りに出かけるお話。
みんな（人間たち）のあとをずりずりついていきます。
すっかり人間の世界にとけこんでいるのも面白いところ。

金魚すくいをするわにわに。
「おいで　かわいいきんぎょちゃん」
にかっと白い歯が輝いていて、思わず笑ってしまいました。

わにわに大好きの我が家。
これは、ずっと月刊誌だったため、図書館で読むしかなかった一冊。
ようやく絵本になったので、早速買いました。

いつもながら、いかつい顔なのに愛らしいわにわに。
今回は家の外でのおはなし。
金魚すくいや縁日の出店に、こころウキウキな様子のわにわに。
きれいな花火も堪能し、眠りにつくところも、
なんともいえずかわいい。

どうしてわにわにって、こんなに魅力的なんでしょうね？

わにわにシリーズ３作目！
わにわにがお祭りに出かけ、屋台の店を通ったり、花火を見たり。
何気ないことですが、わにわにを通してみるとどこか新鮮に映り、お祭りなのにゆっくりとした時間が流れているような気がします。

ちなみに私のお気に入りは『おいで　かわいいきんぎょちゃん』です。
かわいいもの好きのかわいいわにわにです。

わにわにシリーズを読み出してから、わにわにがとても気になる存在になりました。怖い顔ですが、やっていることや好奇心は幼児そのものだからです。

花火に出かける人を追って「ずりずり」移動する姿がおもしろいです。

夜店でわにわにのお面を発見した息子は、とても嬉しそうでした。

「ねむたい　わにわに」には、「いい夢見てね」と声をかけたくなります。わにわにの意外なかわいらしさにはまっています。

シリーズ３作目。
今回、わにわには家の外に出ます。

わにわにの家は、『おふろ』や『ごちそう』で予測がつきましたが、なんとも昭和（それも前半）の雰囲気漂う、レトロな木造家屋です。

夏の夜、眠れないわにわにが出かけた先はお祭。
夜店がたくさん出ています。

金魚すくいをするわにわに。
「おいで、かわいいきんぎょちゃん」とは、ワニらしくって笑えます。

残念ながら金魚はとれなかったのでしょうか、花火を見てヨーヨーを持って帰るわにわにです。

出かける時の、たくさんの人並みと対照的な、わにわにだけの帰り道。
夏の終わりの寂しさがあらわれています。

　すっごく迫力のあるわにが主人公なんですが、このわには、見た目怖いけどとっても可愛い表情をするんです。そのギャップがなんとも言えず、親子そろってわにわに好きになりました。

　夏祭りの様子や、金魚すくいなど、子どもが大好きな要素がたっぷりつまっています。

　最近、「わにわにのごちそう」っていうのも出たらしいのでそちらも早く読みたいです。

熱帯夜なのか、眠れないわにわにが縁日へ出かけます。
眠れないわにわに表情が既にオッサンくさい。
縁日の人ごみのなかで「よしよしよし」と呟くともっとオッサンくさい。
とどめが「おいで かわいい きんぎょちゃん」。ついついイヤらしく読んでしまいます。
私が露店主でこんな客が来たら、吹きだしてしまいそう。
だけど最後の寝顔はあどけない。

夏の夜のわにわには、シリーズ中でも娘のいちばんです。大人でも楽しい夏の夜が凝縮されていますものね。
娘は海上花火にとても憧れているようです。
相変わらず独特の擬音語がたくさん出てきて、歌うように軽く読めます。こちらも気楽。

わにが秋祭りにいくなんてちょっぴり楽しい！よく絵をみるとちょうちんに「すなっく華恋」なんて書いてて、子どもの絵本でしょ〜（笑）って。年長児の息子は何度も何度も読み返しています。私の膝で、パパの膝で、そして自分で何度も何度も。何が彼の心をそんなに捉えているのか、図書館の貸出期限の延長までしました。

眠れないわにわに・・・。その傍らには蚊取り線香の煙が。戸を開ける音は’ガラガラ’。始まりからどこか懐かしい光景です。みんなが向かう先は夜店が並ぶ夏祭り。おめんやさん、きんぎょすくい、ヨーヨーすくい、そして打ち上げ花火。なつかしさを感じるのに、子供たちも今現在大好きな変わらない夏祭りの光景。他のわにわにも楽しいけれど、この’わにわにのおでかけ’は、木版画の雰囲気とお祭り・花火がものすごくマッチしていて、素晴らしいと思います。この絵本を読むと、花火やりたいー　ヨーヨーすくいやりたいー　きんぎょちゃんすくうのー　と子供たちがうるさくなるのが玉にキズです（笑）。

なかなか寝付けないわにわにが表に出てみると、みんなどこかへ向かって歩いています。ついていくことにしたわにわにが感じる夏の夜。「むんむんむんくさのにおい」って所、『ああ、ああ」と共感。
お面屋さんのお面の中に、わにわにのお面もあったり、金魚すくいしちゃうところは生々しいなあなんて思ったり、プチお楽しみがたくさんある絵本でした。