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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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くまくん」 みんなの声

くまくん 作:二宮 由紀子
絵:あべ 弘士
出版社:ひかりのくに ひかりのくにの特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2004年05月
ISBN:9784564018107
評価スコア 4.8
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  • ひらがなのしくみが分かってから

    2歳の息子が自分で図書館で選んできました。

    でも息子にはまだ少し早かったように思います。「くま」が逆立ちしたら「まく」になるというのが面白さですが、逆読みやしりとりは、日本語の音ではなく文字のしくみを理解していないと楽しめない遊びです。文字をまだ知らない息子には難しいと思いました。

    でも、「かば」くんが登場し(やっぱり出たか!)、逆立ちして「ばか」になったとき、息子は吹き出して笑っていました。

    投稿日:2011/02/05

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  • パンチの効いたユーモア炸裂

    2004年刊行。理由は不明だが、突然、逆立ちしたくなったくまくんは、逆立ちをした。くまではなく、まくくんになった。友達が次々訪れて、彼らも逆立ちしてみるが…

    なんだかわからないけど、深いテーマを含んでいる気がしてしまった。
    くまくんは、まくくんになって、名前としてはまあまあだったが、
    友達はりす、とら、かば…などで、よく考えなくても、オチがわかりそうな展開に。
    だが、彼らは上品で、思慮深いので、言葉を選び、対話も至って和やかで平和的にふるまった。それぞれの実年齢は不明だが、そこそこ大人な対応をして、一人一人が自分の名前、存在意義、信念や将来などを、この後熟考したと思われる。(ページの外で)

    他人を気づつけない配慮を学ぶべきか?
    自分は自分であり、別に変わったことをしなくてもいいということを学ぶべきか?
    他人の羨ましがっても、それが自分にも有効かどうかはわからないと学ぶべきか?
    そもそも、なぜくまくんは逆立ちしようと思い立ったのか?

    いろんな意味で読後の余韻を楽しめる一冊。
    へそ曲がりの大人が読んでも、充分楽しめた。
    余分なものをそぎ落とし、分かりやすくした「何かの真理」があるような気がしている。

    投稿日:2021/12/27

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  • 低学年のお話会で

    くまくんが、逆立ちをして考えます。
    「もしかして、ぼく、いま、さかさまになっているから、「くま」じゃなくて「まく」なんじゃない?」と。
    いろんな言葉遊びが繰り返され、クイズのように予想しながら読むのが楽しいです。
    低学年のお話会などで、お話の合間に読んだら、盛り上がりそうだなと思いました。
    逆立ちの「まくくん」がだんだんくたびれていくなど、あべ弘士さんのちょっととぼけた愛らしいイラストがとても楽しいです。

    投稿日:2021/08/07

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  • 長女の小さかった時に読んで、今度は次女にも読んであげました。久しぶりに読みましたがやはり長女に続いて次女にもウケたので、子どもはこういう言葉遊びが好きなんだな〜とあらためて感じました。

    さかだちすると名前が変わっちゃうっていう発想がおもしろく、娘は楽しみながら何に変わるか考えてページをめくっていました。

    かばくんのさかさまや、やまあらしくんのさかさまなど、子どものツボをついて一緒に参加させる展開がとてもよくできていて、大勢の前で読むのも楽しそうだなと思いました。ラストのオチがそれまでと違う言葉遊びになっているところにひねりがあり、最後まで飽きずに楽しめます☆

    投稿日:2021/07/21

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  • オチまで鮮やか!

    あべ弘士さんが、自身のイベントで読んでくださいました。
    作者の二宮由紀子さんは、面白い文章書くんだよ、と楽しそうでした。
    そう、一種の言葉遊びの物語、しかも、オチまで鮮やか!
    くまくんが逆立ちをして、まくくんになったのでは、と思いついての騒動です。
    りすくん、とらくんがやってきて真似してみるのですが、
    かばくん登場で、会場は大盛り上がりです。
    後半はやまあらしくんの登場で、難易度アップですが、
    じつは華麗なるオチへの伏線だった模様です。
    もちろん、あべさんの絵も、くまくんの世界を見事に体現してくれます。
    幼稚園児くらいから、盛り上がりそうです。

    投稿日:2020/03/22

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  • 言葉を理解してから

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    年少の息子が幼稚園で借りてきたのですが、
    この言葉遊びの面白さがわかるのは
    やはり言葉を理解してからなのか
    小1の息子の方が楽しんでいました。

    でも、このくまくん、なんともいえないキャラで
    くまのプーさんみたいなとぼけた感じで
    こんなくまくんだからこそ、このお話は成り立つんでしょうね。

    投稿日:2019/09/17

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  • くまくん遊び

    「くまくん」が逆立ちしたら「まくくん」で始まることば遊びです。
    「りす」や「かば」ならわかるけれど、長い名前になってくると難しいですね。
    簡単のようで、ことば遊びも難しくなっていくのがみそ。
    最後の展開には驚きました。
    楽しいことば遊び絵本です。

    投稿日:2017/10/31

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  • 低学年の読み聞かせで反応抜群!

    • てんまきさん
    • 40代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子11歳、男の子7歳

     小学校での読み聞かせで、反応がいい。特に低学年、できれば1年生よりもひらがなをしっかり覚えた2・3年生の反応が一番いい。
     くまくんが逆立ちして、まくくん。次にでてくる動物を逆さまにすると・・・。繰り返しなので、次々に考えながら聞いてくれる。カバが出てきたときには、クスクス笑いが起きている。そして、やまあらしも思い通り、一生懸命考えている子供たち・・・。
     最後の絆創膏2つも、なかなか難しいのかわかると「あー、そういうことか」と・・・この反応、ついつい読み聞かせに選んでしまう絵本の1つです。

    投稿日:2015/11/28

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  • さかさになっちゃった

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    発想が面白い絵本でした.
    動物達が逆立ちして,ついでに名前もひっくり返して遊んでいます.
    りすくんがすりくんになったり,とらくんがらとくんになったり.するとやっぱりきてしまいました.かばくんが.
    息子も,「あーあ,ばかくんになっちゃったよ」と笑っていました.

    最後の場面,頭にばんそうこうをつけたくまくんが,「くまじゃなくて,ぐまなんじゃない?」と言っているのも私はおもしろかったんですが,息子ははじめ意味が分かっていませんでした.
    こういうことだよと説明したら,納得したようで「なるほど〜」とうれしそうでした.

    投稿日:2015/10/28

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  • 逆さま

    くまくんが逆立ちすることで、
    まくくんになった。
    この発想から色んな動物が真似して逆立ちするんですけど、
    かばくんの時、かばくんがはっきりと
    ばかくんだ!
    って言っちゃうのがツボで(笑)でも、笑う私と対照的に息子は真顔でしたけど。
    ラストのくまくんの発想も凄くユニークでした。
    私の評価は星5つ、息子の評価は星3つです。

    投稿日:2015/10/22

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