描かれているどのママも、赤ちゃんを抱き寄せる表情がとっても幸せそうで、そこがとても印象的な絵本でした。
一緒に読んでいた2歳の息子は、
赤ちゃんのにぎにぎしてる小さなおててや、くるんと巻いた可愛らしい髪の毛が気に入ったようで、絵本の中の赤ちゃんを指さしながら、ずっとなでなでしていました。
そんな我が子の姿を見ながら絵本を読んでいると、子供への愛おしさで胸がいっぱいになります。クマやゴリラやフクロウのママのように、我が子を抱き寄せて、ギューッとしながら最後まで読みました。
読み終えて、「おかあさんのところに来てくれて、ありがとうね」と言ってみました。すると、息子がニコッとして「はい!」ととってもよいお返事をしてくれたので、笑ってまたギューッとしてしまいました。
言いたくても、普段はなかなか言えないことを、絵本を読んでいる時は言えてしまう不思議。なんだか素敵ですよね。