一本の木とふたごのねずみの1年間が、月ごとに描かれています。
木のウッディが話ができることが面白いと思いました。
春に芽生えて花が咲き、実ができて葉が散っていく、それだけの繰返しが、ねずみたちとの会話で、生き生きとしてきました。
動けるねずみたちと動くことのできないウッディとの対比も良いですね。
動かないものがあるから、1年間を語れるのかも知れません。
自分たちの1年間の振り返りにも良いですね。
ウッディは、シンプルな行程を繰り返しながら成長していきます。
この絵本は、今までの振り返りにも良いのかも知れません。