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いつも使っているコップを、いろいろなものに見立てての、ごっこ遊びです。 コップから、いろいろなものを想像できるのが楽しいですね。 最後はママのところに帰ってきて、コップでジュースを飲んでいる終わり方が安心します。 女の子の楽しそうな顔をみていると、こちらも笑顔になってきます。 はっきりした線と、余白のバランスがいいなと思いました。
投稿日:2011/07/03
全ページ立ち読みで拝読。 なんだか、ノンタンと似た雰囲気があります。 明るくて、テンポが良くて、ウキウキする感じ。 色使いも鮮やかで、可愛らしくて。。。 赤ちゃんが絵本と親しむには最適だと思います^^
投稿日:2011/07/02
コップを軸に なんだろう なにかしら とくり返されていきます。 コップだけれどコップとして使うのではない発想がたくさん。 実際に小さい子はこうやってみたてて遊んでいるんですよね。 絵もかわいらしく最後には華やかな感じになって なんだかほっとするゆっくり読めるお話でした。 表紙を見ると女の子向けかなと思いましたが 中身はむしろ男の子が好むかもしれません。 最後にお母さんとギュッとするところもなんだか ほっとします。 最後の最後にはコップがコップとして使われて 一件落着と言ったところでしょうかね(笑)
「これなあに?」と子供に聞かれたら 「コップ。とってがあって飲み物を入れられるの」と あっさり答えてしまいそう。 だけどふうちゃんとお友達にかかったら それは無限の可能性を秘めた素敵なモノ。 「ぼうしじゃないかしら?」と考えても それだけじゃ終わらない。空に浮かぶ雲みたいに ぽんぽんと楽しそうに浮かんで、制限無しの なんでもあり。 それが子供のいいところ。 それがこの本のいいところ。
これは、コップです。 お茶を飲む時に使います。 ってすぐに答えを言ってしまえば、それで終わります。 でも、この本は 何かしら、なんだろう?って 疑問を持って考える時間があります。 答えなんてすぐ出さなくたっていいなって思いました。 何だろうって考えて、 楽しいものを想像したり 嬉しいものに変化したり。 そうやって、子供が初めて目にするもの、手にするものと 一緒に向き合っていけたらいいなと思いました。 たくさん遊んで、たくさん笑って 最後はやっぱりママがいるところに帰ります。 答えはこれよ、って最後に答えを言うのではなくて 自然に、ああお茶を飲むためのものだ、って 感じとれるようになっています。 子供とゆっくりと向き合っていきたいと思いました。
投稿日:2011/07/01
「なにかしら?」と問う私に「コップ」とにべもない息子。 次のページも次のページも「コップ。だって取っ手ついとるし」 随分現実的に・・・いえいえ大きくなったものです。 とは言え、まだ3歳。 電車の揺れにドキドキしたり最後のコップのことは 「電車コップ」と言ったり、しっかり絵本の中に入っていました。
ふうちゃんとくまのかけあい コップを見て これ なんだろう? なにかしら? 二人とも首を傾げる姿がかわいくて目がくりくりっとしして…。 私からしたらコップにしか見えません。 が、ふうちゃんたちからみるといろんなものに…。変身。 あんなにコップが色んなものに見えたらたのしいでしょうね。 子供は想像力が豊かなので時にはビックリさせられます。 大人になった今、他の物を想像するのは難しいですが、わが子が小さかった頃を思い出し、とてもあったかい気持ちにさせられました。
“赤ちゃん絵本”とのことですが、 全ページ試し読みで読み聞かせたら、 毎日鍋をかぶってみたりスリッパで電話をかけてみたりしている、 上の娘がとても喜びました。 見立て遊びの出来る年齢の子の方が、反応は良さそうな気がします。 下の娘は、ふうちゃんとくまちゃんに釣られて一緒に首を傾げていました^^ (娘の「美味しいね〜」のポーズなのです) 「〜かしら」という言い方は普段ほとんどしませんが、 声に出すと何だか可愛い響きで、 可愛らしい絵本の雰囲気にピッタリだと思いました。
投稿日:2011/06/30
4歳と1歳の息子たちと読みました。 上の子はコップが「なにかしら」とタイコに変身しちゃったりするたびに「ちがうよねぇー」とにやにやしながら得意げでした。 動物たち(個人的にはカメ)が腹抱えて笑い転げている様子に こちらまで微笑ましく楽しさが伝染してしまう感じです なにかしらなにかしらと期待しながらページをめくり 最後帰るところはやっぱりママのところ。 こちらまで「ぎゅーっと」したくなってしまいました 1歳の息子はまさに絵本を地でいっていて ○○するものと教えられる前に出会ったものは興味津々でまさに「なにかしら」とひっくり返してみたりかぶってみたりと試行錯誤しています 本当の用途だけにとらわれることなく、あらゆるものを柔軟に与えたいものですね。おもちゃだけがおもちゃではないですしね…
なにかしら、なんだろうって見ればすぐ分かる コップなんだろうけど ぼうしになっちゃったり電車になっちゃったりするのは 子供の固定概念にとらわれない 発想力なんでしょうね。 4歳ともなると「コップだよ。コップ。」 ってよく分かっちゃってるんだけど 主人公の女の子の独創性に拍手です。 かわいいです。 オチがかわいい。 (これがまた関西人だと違うニュアンスで ノリツッコミみたいに終わるのかもしれませんね!)
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