がちょうのペチューニア」 みんなの声

がちょうのペチューニア 作:ロジャー・デュボワザン
訳:まつおか きょうこ
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1998年
ISBN:9784572003652
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 34
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  • 本を持っているだけで賢くなったと自分も勘違いして、周りも勘違いしていくがちょうのぺチューニア。頼りにされたものの、とんちんかんなアドバイスで困っちゃう、、、。本は読まないといけないよね、、、と教えてくれる一冊。

    4歳の娘も面白がって読んでいました。

    投稿日:2012/02/13

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  • 自分で気付くこと

    7歳の息子が最初は一人で読んでいたけど、ちょっと長くて・・・ 一緒に読みました。

    がちょうのペチューニアは本を拾いました。
    本を持っているだけで「かしこくなった」と思いこんでるペチューニア。
    息子はまだそんな経験がないって言ってましたが、私は心当たりがある・・・
    例えば・・・英語を勉強しようと思って参考書だけ買って満足してしまうとか・・・ 他にも沢山あってグサッときました。

    持っているだけじゃダメなことに気付いたペチューニア。
    自分で気付くってことが大切ですよね。
    息子よりも私の教則本になりました。

    投稿日:2011/10/15

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  • 得意になって

    カラフルで明るい色彩とすましたがちょうの絵に惹かれて選びました。

    周りにたとえ迷惑をかけることがあっても、がちょうのペチューニアの

    ように得意になって伸びて行ってほしいとも思いました。やっぱり、勘

    違いでもいいから得意になれることって自信がつくから自分勝手の考え

    だけれど孫には少しづつでも成長していってほしいと思いました。

    おっちょこちょいのペチューニアが失敗ばかりするけれど仲間が温かく

    見守ってくれて仲間外れにしない優しさも感じられてよかったです。

    投稿日:2011/10/01

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  • うちの子の国語力では…

    • レースさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子5歳

     テレビ番組「エチカの鏡」で、東京の国語専科教室の先生が、低学年の子ども向けにお勧めしていた本です。
     その番組を見て、私も小学一年生の子どもに、国語力をつけてもらうべく?早速購入しました。

     読み聞かせをしたところ、ペチューニアのおばかな様子と、ペチューニアにまきこまれてひどい目に合ってしまう動物たちの様子は、おかしく、笑っていましたが、うちの子の国語力ではこの本の言いたい事が伝わったかどうか定かではありません。
     その後、もう一回読んでとせがまれることもなく、自分一人で読み返すということもなく、たった一回の読み聞かせで今のところ終わってしまっています。
     よい本であるには間違いないと思うのですが、お勧めされる本と、子どもが気に入る本が必ずしも一致するわけではないというところが、少し残念でもありました。
     
     家においてあれば、また自分で読み返す機会をもつこともできるでしょうから、その時は何かを感じ取ってくれることを期待したいです。
     まさにペチューニアのように、本は持っているだけでなく、「なかみを あたまや こころに いれなくっちゃ」です。ハイ。

    投稿日:2010/11/05

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  • 素朴なおばかさんたち

    絵本ナビのフェアで存在を知り、借りてきました。

    私は一目で絵が気に入りました。2歳の息子も「あひるだ!」と手に取りました(がちょうらしいですが・・・)。カラーと白黒のページが交互になっていますが、絵が伸びやかで綺麗です。

    ペチューニアは本を拾い、持っていれば賢いのだと勘違いするところから話は始まります。おかしいのは、そのペチューニアを誰もばかにせず、皆それを信じて頼るところです。最後にはペチューニアが実は全然賢くないことがばれてしまうのですが、それでも皆がペチューニアを責めないのは、素朴に信じていたからなのでしょう。確かにペチューニアはおばかさんですが、そのおばかさんを頼らざるを得ない他の動物たちも同じですよね。人間の社会にだってこんなことはつい最近まであったのではないでしょうか。

    最後にペチューニアが本を読まなければ意味がないことに気付く場面は微笑ましいですね。そのことを、さあ文字を覚えよう!とか、勉強しなくちゃ!みたいに押し付けがましく示しておらず、そうしたら、きっと楽しいことが待っているよ!という感じであっさり描いているところが気持ちよく読めるポイントだと思います。

    本(絵本)が大好きな息子はわくわくしながら展開を追っていましたが、最近「痛い」のが苦手な彼、馬の歯が痛むところや、花火で皆が怪我をするところが気になって仕方ないみたいでした。

    投稿日:2010/08/22

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  • 本当に賢くなる日が来るかも

     「おばかさんのがちょう」ぺチューニアは、本を“持っていれば”賢くなれると思い込み、本といっしょに眠り、本といっしょに泳ぎ、常に本を小脇に抱えて歩いていました。あんまり得意になったので、どんどんと首が伸び、周りのみんなまでぺチューニアは賢いがちょうだと信じるようになります。ところが調子に乗りすぎて、仕舞いには、全員が痛い目に・・・。

     数の概念も理解し、ひらがなも読めるようになってから読んであげたほうが、より楽しめると思いますが、娘も、箱に書いてある文字を即座に読んで、ぺチューニアの発言にハラハラ! 
    「なんで間違ったこと教えちゃったの?」と、ぺチューニアの失敗を笑いながらも、周りの動物たちを哀れんでいました。字が読めるって、実は、とっても素晴らしいことなんですよね、私たちが気づいている以上に。

    「ほんは、つばさのしたに はさんで もちあるくだけじゃ だめなのよ。なかみを あたまや こころに いれなくちゃ。」
    そう悟れたぺチューニアは、いつかきっと本当に賢くなって、みんなの役に立つ日も来ることでしょう。

    投稿日:2010/04/15

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  • ぺチューニアの掛け算はめちゃくちゃ。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    うちの子は「ふつう」だそうです。
    聞いている間、ニコニコ・ハラハラと表情を変えていましたが、
    私が宿題をしている最中に読み始めたのが、気に入らなかったみたい。読んであげる時間は考えないといけませんね。(反省)

    最後のオチが「勉強」を促しているみたいで、ちょっと気になりましたが。物語自体はとても面白かったです。
    松岡享子さんの邦訳もいいのかも!
    読んでいて、リズム感があって、とても読みやすかったです。
    ぺチューニアのおばかかげんが、「ごきげんいかががちょうおくさん」を思い出しました。こちらは低年齢向けの児童書ですが、やはり松岡さんの邦訳なので、めっちゃ面白いです!!

    うちの子が笑っていたのは、ぺチューニアが、めんどりのアイダとやり取りをしているシーン。ぺチューニアの掛け算!
    答えが全く違っているのに、めちゃくちゃな理由をつけて回答を捻じ曲げちゃって…。
    あんまりあっけらかんと、アイダにいいのけているので、読み手の私も思わず「ププッ」って、きちゃいました。
    とっても楽しい絵本なので、機会があったらいろいろなところで読み語りに使いたいです。
    幼稚園くらいから、小学校高学年まで楽しめるんじゃないかな?

    投稿日:2010/03/12

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  • 中身がないとだめです!

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    図書館の目立つところにあったので、興味が沸いて借りて見ました。
    本を持っただけで、頭が良くなったように思い込んでしまったぺチュー二アが、とんでもない事件を次々と起こします。
    それでもまだ、自分のおばか加減に気づかない・・間抜けだなあと思いつつ、スピード感のある喜劇を見るような感覚で読みました。
    だんだん首が長くなっていくところが、面白かったです。

    机に向かってるだけで勉強したつもりになってるとか、パソコンが作ってるのに書類が上手にて来たような気になってるとか・・自分にも思い当たる節があるような気がしました。

    こちらで皆さんのレビューを見たら、シリーズ化されてるらしいので、他の本も読んでみたくなりました。

    投稿日:2009/05/17

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  • 子どもに本を薦めるのに良い本。

    • そうなんださん
    • 30代
    • ママ
    • 徳島県
    • 女の子11歳、女の子8歳

    小学校などで、推薦された図書を買いませんか?と申込書が配布されますよね。大人も、「推薦されている本なのだから・・・」と1冊くらい買ってしまいます。買ってあげることは良いことなのだけど、本が届いてから、子どもはしっかり読んでないことってありませんか?

    簡単に手に入ったものには、有り難みが少なくて、その結果「積ん読」が多いのだと思います。誰しもに経験のある状態を、見抜かれているようなお話です。

    ガチョウのペチューニアは、賢くなった気になってしまって、偉そうに振る舞うのですが、実際は賢くはなっていないので大失敗を引き起こしてしまいます。

    しかし、その失敗があったからペチューニアは、本は中身を読むものなのだと知ることができました。そして、本当に賢いガチョウになっていくのでしょう。

    人の役に立ちたいガチョウだったので、これからのペチューニアに期待が持てるお話です。

    この絵本を読めば、子どもも大人も「私も本を読まなくは・・・!!」
    と思ってくれそうです。読み聞かせにも使ってみたいです。

    投稿日:2008/06/17

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  • 無暗に得意になるのは良くないこと

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1950年の初版の古典的作品で、シリーズとして七巻まであるようです。

    お話は、ペチューニアが草地で本を拾うところから始まります。
    本さえ持っていれば賢いと得意になって、ペチューニアの首はどんどん伸びてしまうのです。
    相談する動物達へのアドバイスも支離滅裂なものなのですが、それがまた楽しい部分でしょう。
    結局、ある事件で得意も賢さも吹き飛んでしまい、首は元の長さに戻ります。

    良かったのは、動物達がペチューニアが賢くないということがわかっても、仲間外れにするということが描かれていないこと。
    そして、ぺチューニアは、本は中身を理解しないといけないことがわかって、勉強を始めます。

    「いつのひか 本当に賢くなれるように−
    そうすれば、きっと皆を幸せにしてあげられるでしょう」
    最後の文章は、心に響くものがあります。

    得意になっていると、しっぺ返しがあるという皮肉が込められたストーリーですが、終わり方が絶妙です。
    直ぐには出来なくても、志を持って望めば出来るようになるという希望を与えてくれる絵本だと思います。

    投稿日:2008/06/07

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