ちょっと広げてみて、4歳児にはちょっと難しそうだったので、
私一人の感想となります。
すべて、算数的にしか考えられなくなる呪いのかかった女の子の話。
こんな風にすべてを算数的に徹底的に解かなければならないなんて。
「呪い」として、ちょっと可笑しく描いています。
だんだん青ざめて疲労していく女の子の顔や絵に
ちょっと笑ってしまいました。
絵はとてもユーモアがあって楽しいです。
絵本に出てきた問題をまじめに解くこともできるとは思いますが…
別に全部解かなくたって(答えもあるわけではないし)
算数を日常生活にどう使う場面があるのか、とか
それから、答えがないこともあるんだ、とか
まだ習っていない算数的な考え方もあるんだ、、とか
そんなことを気がつくことができると思います。
ただ、絵本のおもしろさと、生活の中の算数のおもしろさが
もう少しリンクできればよかったのかなーと思いました。