「あみものおつきさま」 みんなの声

さむーい夜うさぎさんに編み物を教えてもらったお月様。
自分の帽子を編んでかぶってご満悦。
その様子をみた森の動物たちがあまりに羨ましがるので
お月さまは自分の毛糸の帽子をほどきながら
動物たちへのプレゼントを編んで行きます。

お月さまが編み物だなんてすごく突飛な発想ですが
寒い季節に読むと心も温かくなりますね。
丸太んぼうで編み物っていうのがいかにも大きなお月様ならではのアイテムでちょっとした笑いどころでした。
一体何玉の毛糸玉を使えばお月様の帽子ができるのかなー
なんてついつい現実的なことを考えてしまいました。

かぜの　つめたい　よる、おつきさまも
ぶるぶるぶる。
「おー　さむい。こんやは　ひえますねえ。
おやおや、まだ　おきている　おうちが・・・」
おつきさまは　そっと　のぞいてみた。

そして、あみものをしているウサギさんに編み物を教えてもらいチャレンジしてみます。
最初は上手く出来ないけれど、上手になっていきます。
そして、自分の編んだ帽子の糸をほどいて　皆に編んであげます。なんだか、ほのぼのなお話で　心温まるお話です。
人に優しくできるということは素敵なお話ですね。

さむ〜い日に帽子を編んでいるうさぎさんとお話したおつきさまはうさぎさんから編み物を習う事に・・・最初は上手く編めなかったおつきさまもだんだん上手になって素敵な防止を仕上げました。その後はおつきさまの優しさいっぱい！だんだん小さくなっていく帽子を子供達は心配そうに見ていました。でも最後は私も子供達も笑顔！！ほのぼのさせてくれました。

この絵本は、絵もお話もとてもかわいらしくて
大好きです。字数もページ数も、こどもには
ちょうど良い長さだと思います。
ほのぼのとしていて、これぞ絵本！といった感じ＾＾
おすすめです！