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少し前に、この街に住んでいる方の絵本の感想が載っていたので、気になって図書館で検索して探してきました。 どこの国の昔話もそうですが、その国その国のお国事情(歴史や生活習慣)が見えてきて、面白いですよね。 この絵本の巻末には、舞台となるポーランドのことが詳しく書いてありました。 なんと!ポーランド語では「幸せ」のことを「シチェンシチェ」と、いうんですって。その意味も込めて、主人公一家の舞台は「シチェチン」という街にしたらしいです。 日本の昔話にはなくて、このお話にはある素敵なところは、福を舞い込ませてくれる不思議な声は、ご先祖様の声だったというところ。 日本にも同じような話はあるけど、たいていが神様の声で、独り者の男が家族とお金を得て、幸せになるんですよねー。こういうところは民族的な違いが出てるなと思います。
投稿日:2005/04/14
わたしはこの本の舞台のシチェチンに住んでいます。2人の娘がいるので日本にいる姉に頼んで購入しました。これから寝る前に読んで聞かせてあげようと思います。舞台の「おおはし」ですが、今では大橋がいくつもあり一体どの辺にあった橋なのかわかりません。でも、シチェチンが幸福を呼ぶ町として紹介されているのは住んでいる者にとってもしあわせな気がします。是非読んでみてください。
投稿日:2005/04/09
来春には、小学生に上がる息子に、そろそろちょっと厚めの絵本でもと思い、図書館で私が選びましたが、大正解。 まず、ポーランドの昔話と言うことで、息子と地図を見てどんな国か話すことからはじまりました。 お話の内容としては、川のほとりで暮らす貧しいお百姓が、3晩続けて夢の中で聞いた「シチェチンにいってごらん。おおはしの上でしあわせにであうから」という声を頼りに、出かけて行くことからはじまります。どんなに貧しい生活であったか、そしてそんな中生き抜いて来た人たちの知恵みたいなのが、読み取ることが出来ました。素敵なお話でした。
投稿日:2004/12/13
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