うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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小学校の特別支援学級の読み聞かせで読みました。 1年生から6年生までの混合クラスで難しいかなあと 思いましたが、とても集中して聞いてもらえました。 「うさぎがいて良かった。」という感想。 子ども達は最後の緑が戻った絵の中で、 耳だけのぞいたいしのうさぎをしっかり見つけてくれました。 いろいろ誤解されて、避けられる事もある子ども達、 すべての子どもの未来に寄り添ってくれる うさぎがいますように。 親のいなくなった先の私の娘にも・・・。 涙をこぼさず、最後まで明るく読めるようになるまで、 結構時間がかかりました。 これから他のクラスにも読んでいきたいです。 明るく明るく・・・。 心の中に悲しくて、でも温かい気持ちが湧き上がって、 何かできる事を始めたい、傍観者でいたくないと思わせてくれる、 絵本です。
投稿日:2010/10/15
久々に心を打つ絵本です。 ハッピーエンドで終わらない絵本です。 何か教訓めいたことを伝える絵本でも無いです。 最後に理解しくれる仲間が現れるわけでもない物語です。 美しい姿になって幸せに暮らしましたといったこともなく終わる物語です。 報われたと思わせるようなこともなく終わる物語です。 ただ言葉にできない、心に突き刺さる絵本です。 いい絵本に出会えました。
投稿日:2020/08/03
ひとりぼっちのかいぶつは、寂しくてかわいそうだとおもいますが 死ぬまで、たとえ石のうさぎだったけれど、かいぶつの傍にいて くれてよかったと思いました。かいぶつが、うさぎが傍にいてくれ るのが、励みになり、喜びを感じれたし、他の石のように、最後ま で壊れなかったのが本当によかったと思いました。寂しくなった時 に、人に頼らなくても石のうさぎのような存在をつくるのも一つの 選択肢だなあと学びました。
投稿日:2019/09/25
実際、こんな怪物がいたらどうする?と読後に尋ねてみたところ、 逃げると思う。怖いもん。 と返ってきました。 そうですよね、おそらく私もそうです。どんなに優しい怪獣でも、見た目にはわからないし、分かり合うほど関わる勇気もなかなか出てこないですよね。 でも、怪物側に立ってみたらかなり辛く寂しい・・・。うさぎの石は側に居てくれたけど、それでも石ですからね。 凄く色々なことを考える作品でした。
投稿日:2018/04/05
「かなしいね」という言葉が一番に浮かびました。 愛しても愛しても、求めても求めても得られないものが、この世界には、人生にはあったりする。そのことがひしひしと痛いほどに伝わる。このかいぶつの場合は「醜く生まれたから」という理不尽で哀しい理由だということが、その痛みをいっそう強く感じさせる、本当に悲しい。でもレビューの中にあったように「うさぎがいてよかった」そう思った子どもの心のなんと優しく温かいことか!レビューを読んで涙が出てしまいました、そうだよね、ほんとうによかったよね。そしてやっぱりあのかいぶつは幸せだったのだと信じたい。かいぶつが死んだあと、広がる美しい草花の風景は、かいぶつの美しい心、うさぎを愛した美しい心から生まれたものなんだと私は思っています・・・うさぎがかいぶつの愛に包まれている景色なのだと。
投稿日:2014/01/27
この怪物の顔がとっても怖くって、子供も私もびっくりでした!!夜寝る前に読んだので、なおさら怖かったです。でも、子供はすぐに順応して、最後にはカワイイって言っていました。私はその感覚がとっても理解できなかったです・・・。
投稿日:2012/06/23
かいぶつさんのお顔がほんとに怖くって、でも、読んでいくうちに、かいぶつさんの心はだれよりもどんなものよりも、きれいで優しくって。。。そのことにだれでもいいから気づいて!って心のなかでさけんでしまいました。 かいぶつさんが、物を言わない石のうさぎをつくっていっしょに遊び、そこに幸せを見出しているのをみて、心苦しくなりました。生きているものとのふれあいを通して生きる喜びを見出すことができれば、かいぶつさんはもっともっと幸せになれただろうに。 かいぶつさんの姿が見られなくなって、なにもなかったかのように美しく緑が茂り、花々が咲きほこっている。。。なんとも悲しい結果に、それを受け入れざるを得ない現実を知りました。 客観的にみたら、かいぶつさんはお気の毒だったなあって思うけど、かいぶつさん自身は自身の生き方を肯定してたかも。いや、そうであってほしいと思いました。
投稿日:2010/10/05
周りに理解してもらえないつらさがじんと来ます。。。 それでもけなげに生きている怪物。 周りから見たらたいしたことのない幸せ。 そんな幸せを大切にして生きている。 醜いはずの怪物が、だんだんかわいく見えてきます。。。 4年生のクラスの読み聞かせで、誰一人最後まで声を発しませんでした。もちろん最後もしばらく沈黙。 目頭が熱くなり、涙を我慢するのが一苦労。 これほど物語の世界に引き込まれ、 胸がしめつけられるようなお話はなかなかないです。 どうしてもほしくて、手に入れました。 自分の子供にも何度も何度も読んであげたいお話です。
投稿日:2010/08/11
主人公は怪物。 絵で見ても十分醜い怪物ですが、「絵で描きようがないほど醜い」とわざわざ説明してある、それほど醜い怪物です。 もちろん友達はなく、木も花も枯れ果てて、周りにあるのは石ころばかり。 そんな怪物と石でできたうさぎの友情の物語です。 友情といっても、石のうさぎは何も反応しません。でもこの反応しない、つまり逃げない、嫌わない、壊れない、ということが、怪物にとってはそれまで望んでも得られないことだったのです。 正直言って、どういう評価をしていい絵本なのか分かりません。 娘が図書館で選んできて、たまたま読んだ絵本でしたが、娘は特に何の感想も言っていませんでした。まだ4歳ですから、この絵本はただの気味の悪い怪物のはなしとして受け取ったと思います。 成長した娘に、この絵本をもう一度読ませたいのかどうかも分かりません。 私自身、今の状態ではもう一度読みたいとは思いません。 でも環境や気持ちに変化が起こったら、この絵本が必要になるときがくるのかもしれません。 何とも言いようのない絵本でした。
投稿日:2010/01/21
孤独な「かいぶつ」のお話です。 読んでいる側から、奥さんは「ひどいね〜」「差別だ!」と繰り返します。 自分も読みながら、そう思いました。 この「かいぶつ」、悪いことは何もしていないのに、友達が欲しいのに、動物は逃げるし、木は枯れるし、岩はくだけるし…。この「かいぶつ」、本当は優しいのです。 子ども達にはどのように伝わるのでしょうか? 外見で人を判断したりはしないでしょうか? 弱い者いじめのときに、人をばい菌のように思って平気にはなりはしないでしょうか? かいぶつが死んだ後、荒れ地には緑が戻り、動物たちが帰ってきます。友達だった石のウサギは埋もれて誰も気づきません。 おそろしい最後だと思いました。 かいぶつが死んで良かったとは思われないでしょうか? 私は、逆説的な意味でこの絵本をお薦めします。 作者には、私が気にかけたような意図は全くないのです。 子どもに読む前に下読みして、どのように伝えるかを考えたい大人のためのお薦め本です。
投稿日:2009/04/11
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