可愛いおさるさんが自転車に乗っている表紙絵に目が止まり手に取りました。
モンちゃんが、きこりんきこりん自転車をこいで、歌を歌いながら、おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんに会いに行くんだそうです。
『へぇ〜、超長老だな〜』って読み進めたら、せっかく悦に入っているモンちゃんに友達(動物)たちが「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんなんて、いるもんか」「いないもーん」「おらへんで」
私もそういう気がして来たのですが、モンちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんに会えました。
な〜るほどそういうことかぁ〜!
「元気でなにより」っていう台詞も良いですね。
モンちゃんもこっそり木を植え、「ぼくのこどものこどもの・・・」の一言も素敵。
軽い気持ちで読んだのですが、深くて爽やかなメッセージのある作品でした。
読後、表紙絵を見直して、やっと気づきました。
村上康成先生の絵だったんですね。
モンちゃんが本当に可愛らしかったですよ。