後ろ足の不自由なうさぎのユックの誕生から成長の過程が細やかに描かれます。
作者はがん闘病の経験から「いのちのものがたり」としてこの作品を書きました。
かなり長いお話ですが、作者の熱い想いが伝わってきます。
少し難しいテーマかなあ、と思っていましたが、
次男も手にとって見入っていました。
中でも注目していたのがお母さんの胎内での記憶。
すげえ、と感嘆しきりでした。
ちなみに子ども達にはまだ小さい頃に
「お母さんのお腹の中どうだった?」と聞きましたが、
二人とも覚えてませんでした。
(当たり前かもしれませんが、ちょっと期待してたのですが・・・。)
兄弟愛や困難に立ち向かう姿勢、多くのことが盛り込まれています。
じっくりと味わってください。