自分らしさが発揮できないって、どちらかというとシャイな日本人の方に多いのではないかと思ったのですが、
これは海外の絵本でした。
転校生のルビーは、アンジェラのまねばかり。
ルビーはアンジェラのことが気に入ったからこそ、まねをしてのでしょうけれど、それにも限度があるというほどのまねようぶりでした。
息子の着眼点はちょっと違ってていて、この学校では給食ではなくプチ・ニコラと同じようにお昼に家に帰ることでした。
確かに午前中と違った服を着てくるなどということは、家に帰るということでもなければ可能ではありません。
一つ同じことが見つかるのは偶然にしても、これは明らかにやりすぎで、怒ってしまうアンジェラの気持ちもわかります。
子どもって間違いを繰り返しながら大きくなっていくものかもしれないと思います。
周りの大人たちは、そんな子どもたちを大らかに見守ってやることができたらと思いました。