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まねっこルビー」 みんなの声

まねっこルビー 作・絵:ペギー・ラスマン
訳:ひがし はるみ
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1997年
ISBN:9784198606411
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,881
みんなの声 総数 9
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  • ルビーが何でも真似をするのは、自分に自信が持てないからでしょうね。でも、真似される側は、あまりにしつこいと嫌な気持ちになるでしょうし、友だちではいられなくなるように思います。
    先生の機転で、ルビーはクラスメイトと仲良くなりました。
    自分らしさを表現すること、表現出来ることが、どれ程に大切か、考えさせてくれる絵本だと思います。

    投稿日:2015/03/23

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  • 間違いを繰り返しながら

    自分らしさが発揮できないって、どちらかというとシャイな日本人の方に多いのではないかと思ったのですが、

    これは海外の絵本でした。

    転校生のルビーは、アンジェラのまねばかり。

    ルビーはアンジェラのことが気に入ったからこそ、まねをしてのでしょうけれど、それにも限度があるというほどのまねようぶりでした。

    息子の着眼点はちょっと違ってていて、この学校では給食ではなくプチ・ニコラと同じようにお昼に家に帰ることでした。

    確かに午前中と違った服を着てくるなどということは、家に帰るということでもなければ可能ではありません。

    一つ同じことが見つかるのは偶然にしても、これは明らかにやりすぎで、怒ってしまうアンジェラの気持ちもわかります。

    子どもって間違いを繰り返しながら大きくなっていくものかもしれないと思います。

    周りの大人たちは、そんな子どもたちを大らかに見守ってやることができたらと思いました。

    投稿日:2011/09/06

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  • 自分らしさの再確認

    8歳長女のまねばかりする6歳次女。そんな次女に読みました。

    転校生のルビーは席が前のアンジェラのまねばかりするんです。髪の毛のリボンから始まって、花柄の洋服。でも、最後には作文。そんなルビーに怒ったアンジェラ。真似しなくても、ルビーにはすごいところがあったんです。

    誰かの真似ばかりしているお子さんに読んだら、自分のすごいところを見つけるきっかけになると思います。

    投稿日:2016/09/14

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  • なんでもまねっこ

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    毎日毎日、服装をまねられ続けて、授業で各自に書かせた詩までまねされて…。
    ここまでまねされ続けると私も嫌だと思います。
    事実、まねされたアンジェラは最初はにっこりでも段々と態度が冷たくなっていきます。それも当然だろうなーと思ってしまいました。悪意はなくてもちょっとやりすぎだと感じました。
    ハート先生はいい先生ですね。

    投稿日:2014/10/26

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  • 一言の重みを感じる絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    ペギー・ラスマンは、1996年のコールデコット賞受賞作品、「バックルさんとめいけんグロリア」で知られています。
    他に「たいへんたいへん、あかちゃん、まって!」「おやすみゴリラくん」等があり、気に入っている作者の一人です。

    主人公のルビーは、転校生の女の子。
    前に座るアンジェラの真似ばかりするので、アンジェラに嫌われてしまいます。
    確かに、真似をする行為ってあるけれど、ここまでされると、真似される方に嫌気がさすのも無理ないところ。
    そこで、ハート先生が、優しく諭すのですが、あろうことか、ルビーはハート先生の真似を始めてしまうのです。

    「日曜日にオペラを見に行きました」と言ったハート先生の真似をして、「わたしもオペラに行きました」と発表するルビーでしたが、ハート先生の凄いのは、ここから。
    「他に、何かしなかったの?」
    と優しく聞くのです。

    心の扉を開くのは、難しいことですが、ふとしたきっかけで変るもの。
    そこまで考えたハート先生の一言に、感銘せざるを得ません。
    またそのエンディングが、素晴らしく、一読して欲しい作品です。
    小学校低学年の女の子向きの作品と言えるかも知れません。

    投稿日:2011/03/16

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  • 自分ではわからない

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    自分らしさとか、自分のよさは自分ではわからないものです。
    友だちや周りに憧れる人ができると、まねをしていると安心できます。
    人との違いを、個性とは思えず、恥ずかしいことと思って、みんなと同じにこだわる時期があります。
    日本人は特にその傾向が強いようですね。

    この絵本の女の子ルビーは、転校してきたばかりだからとても不安だったでしょう。
    ルビーのよさに気が付かせてくれた先生がすてきです。
    小学生の女の子にお薦めの本です。

    投稿日:2009/02/13

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  • まねにも限度が...

    6歳の息子に借りてきた絵本でしたが、読んでいる途中でにじりよってきた9歳の娘が興味しんしん。
    最後まで読み終わると、「お母さん、これって、すっごいおもしろいね。」と。
    こういうお話を理解するようになるのは、小学生くらいでしょうか?

    ルビーは転校生。前の席のアンジェラのまねばかりします。
    こういう気持ちってわからないではないよね。
    どうにかして、仲良くなりたい、という気持ちの表れなんだろうけれど...ものには限度がありますよね。
    最初は、2人が”おそろい”であることに喜んでいたアンジェラもうんざりしてきます。
    だって、そうですよね。なんでもかんでもまねされるって、限度を超えると、やられるほうだって、うんざりです。あまりいい気持ちがするものではありません。

    でも、最後には、そのことがルビーにもわかります。
    人にあわせるのではなく、自分を出すことが大切なんだと。
    ただただ、人の真似をしていただけでは、本当の自分を知ってもらえない。勇気を出して、自分を表現してみる。
    その結果、ルビーのルビーらしさを愛してくれる友達が見つかるはず。

    投稿日:2008/10/28

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  • まねをしなくても・・・

    • びかママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    転校生のルビーは、いつも大好きな友達アンジェラのまねばかり。そんなルビーをアンジェラはだんだん嫌になってしまいます。
    ルビーはハート先生に励まされて、自分を出すことができるようになります。

    大好きなお友達に好きになってほしくて、そのお友達のまねをしたり同じものを欲しがったりっていうことは、わが家の子供たちにもよくあります。

    そんなことよりも、自分の得意なこと、いいところをお友達に知ってもらうことの方が大切なんだよって教えてくれる本です。

    投稿日:2007/05/01

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  • 先生がすごい!

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子9歳、女の子4歳

    「おやすみゴリラくん」と「あと10ぷんでねるじかん」で、この作者のファンになりました。

    転校生のルビーは、最初に優しくしてくれたアンジェラのまねばかりします。発言の内容から、髪のリボン、服までわざわざ昼休みに着替えてくる始末。最初はニコニコしていたアンジェラも、とうとう怒り出して・・・???

    確かにこんなにまねばかりされたら、誰でもうんざりしてしまいます。でもね、誰も友達のいない学校に転校してきたばかりで、不安なルビーの心を、思いやる気持ちも忘れてほしくないですね。

    そんな子どもたちを、上手に仲直りさせてしまった、ハート先生の人柄がすばらしいです♪

    投稿日:2005/03/24

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