「バスにのって」 みんなの声

心に沁みる絵本が上位にランクされる傾向がある中、上位になるのは難しいと思いますが、中々面白いですよ。娘も気に入ってました。親も楽しく読めました。何かを感じ入る、学ぶ本ではないです。心にゆとりを持って過ごす生き方について知ることができます。現代日本で生活していては、学べない感覚です。

荒井良二さんが好きで、私が勝手に買った本ですが、娘も気に入っているみたいです。

最初の一文から私はやられてしまいました。いいですね〜。
そして「トントンパットン」もう、頭から離れません。

途中で来るトラックの「ゴー」。これは、できるだけお腹に力を入れて読みましょう。子供が喜びます。
次からは、トラックのページになるたびに、期待のまなざしを向けるようになります。

最後の一文もいいですね〜。
娘には是非、こんなのんびりとした人になってもらいたいものです。

私は荒井さんの絵本が大好きなので贔屓目もあるのかもしれませんが、これはとても好きです。
バスが好きな息子のために用意したんですが、なぜかバスがいくら待っても出てこない。これでは息子に示しがきかないではないかとヒヤヒヤしながら読み進めていきましたが、最後にやっと登場するバスに大喜び！
これがこの本の醍醐味なのかもしれません。
異国情緒あふれる、楽しい絵本。ぜひどうぞ。

砂漠でバスを気長に待っているお話です。異国タッチの絵とラジオからながれてくる「トントンパットン、トンパットン」という音楽が妙に心に残ります。この絵本を子どもと一緒に読んでいると不思議な時間が流れる気がします。子どももそれを感じ取っているようで、何回も読むのをせがまれる絵本です。

気長にバスを待つおじさん。
「違うね。バスはまだ来ないね。」と言いながら、ゆっくり読みました。

ようやく来た！と思ったら、「ん？バス？？」と反応がイマイチな息子。
残念ながら息子にはバスには見えなかったようです。
よく見かけるバスとは感じの違う車体だったからでしょうか。

なんだか不思議なお話でしたが、
「トントンパットン　トンパットン」
という不思議なフレーズが耳に残ります。

トントンパットントンパットン…。
何だか不思議なお話です。
バスがめっぽう好きな息子が喜ぶかも…と思い図書館で借りてきましたが，反応は残念ながらイマイチでした。
私はシルクロードを旅しているバックパッカーのゆったりとした時間を見ているようで好きでしたが。

荒井良二は「なぞなぞのたび」以来気に入ってます。ぼくは旅の途中、バスを待っていますが、待てども待てどもバスは来ません。すごく気の長い話です。せかせかしたところがないので、のんびり感を楽しみたい人にオススメです。

読む度に、スローな時間が流れている不思議な空間に飛び込んだ感じがしました。
日頃せかせかと忙しくしている私にとっては、「いいじゃん時には時間にまかせてゆっくりまったりいこうよ・・・」と、そんな優しいメッセージが込められているようで、ホッとした安堵感を感じることができた絵本でした。
バスに乗らずに歩いて遠くへ行くことを決めたぼくの、是非続編も読んでみたいな〜と思いました。

バスを待つ間に通り過ぎる、
さまざまな不思議な乗り物たち。
乗り物じゃないものも通り過ぎますが、
そういうものが通っても
まったく違和感のない不思議な世界に
娘も釘付けです。

ラストシーン・裏表紙から
また表紙に戻って
エンドレスで楽しめる構成も素敵ですね。

不思議なお話！
ずっとバスを待つ主人公。
なんて長い間待っているのでしょう！
ラジオから流れる
「トントンパットントンパットン」のリズムが
この退屈な時を明るくしてくれます。
このリズムのお陰です。
きたきた！！バスがきました！！
わーいと思ったのもつかの間。満員で乗れませんでした。
え？この絵本のタイトルはたしか。。
「バスにのって」だったよね？
えー？！バスに乗れなかったんじゃん！！
と、子どもと顔を見合わせました。