夏休みにおじいちゃんちにいく話。
「ほうか、ほうか、ようきたなあ」と迎えてくれるおじいちゃん。
言葉といい、風景といいなんかしっくりくるやん?
とおもったら、作者の出身は滋賀県!!
じいちゃんはきっと独り暮らし。
だから、夏に子どもや孫たちがくるのを待ってるんやろなぁ。
夜は「あきら、あきら」ってじいちゃんにおこされる。
「夜がへそなめにくるさけえ、はらまきせえよ」
次の日も「夜が顔なめにくるさけえ、顔かくせよ」
じいちゃんは縁側に座ってにこにこしながらストローをくわえてる。
「空をすうてると、からだの中に涼しい風が
ふいてくるさけえなあ」
じいちゃんの様子がすごく楽しいけど、その裏にある気持ち
がせつないねん。こどものともで10年ほど前にでた本やけど、
ハード本になってないんかな?うちの子も好きやで!