新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ねえだっこして」 みんなの声

ねえだっこして 作:竹下 文子
絵:田中 清代
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年05月
ISBN:9784323070407
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,237
みんなの声 総数 84
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84件見つかりました

  • 子どもへ、そしてお母さんへ

    以前3歳児のクラスで読み聞かせをする際に選んだ本です。今まで自分の居場所だった大好きなお母さんのひざの上、でも赤ちゃんが生まれてからは・・・

    猫の視点から描かれていますがそれはまさしくお兄ちゃん、お姉ちゃんになる子どもと同じ目線なんですよね。3歳というとそういう子が多いので甘えたいけど甘えられない、そんな気持ちを重ね合わせるようにして見ていました。

    子ども達には甘えてもいいんだよというメッセージを、お母さん方にはそんな子どもの気持ちが可愛らしく描かれていますよとおすすめしたいです。

    投稿日:2007/01/14

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  • いっぱい甘えていいんだよ。

    うちに赤ちゃんがうまれたネコの気持ちがとってもよく伝わってくる絵本です。
    今まで自分だけのものだったおひざに、赤ちゃんがいる。
    お母さんは赤ちゃんのお世話でいっぱいで遊んでくれない。

    我が家もついに弟が出来ることになって、お兄ちゃんになる息子のために購入しました。
    きっと、このネコと同じ気持ちだよね。

    最近ちょっと甘えん坊になってきた息子。
    赤ちゃんがうまれたら、もっともっと複雑な気持ちになるだろうけれど、
    いっぱいいっぱい甘えさせてあげよう。

    投稿日:2007/01/08

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  • ねこちゃんの思い

    あかちゃんが家に来て、前よりかまってもらえなくなったネコちゃんの想いがかわいい絵本になったという感じです。これは、おにいちゃんおねえちゃんの代弁でもあるのかな?「赤ちゃんなんて何にも出来ないくせに・・・つまらない」というつぶやきなど、リアルです。最後のページの「おかあさん私も時々だっこして」という甘えた姿はとっても良いです。そしてその次のページの最終落ちも。

    投稿日:2007/01/04

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  • 最初に生まれた子の気持ち

    上の子の気持ちを代弁している本といわれていますが、うちは
    最初にいたのは子どもではなくて犬でした。

    この絵本にあるとおり、本当に寂しい思いをさせてしまったと
    思っています。
    子どもにとっても、動物にとっても、お母さんという存在は自分にとって特別で、変えがたいものなのでしょうね。
    特に赤ちゃん時代は手がかかり、その子にべったりになってしまいがちですが、少し余裕が生まれたときなどは、じっと我慢している子たちのことをきちんと気遣ってあげたくなりました。

    投稿日:2006/12/26

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  • 上の子の気持ち

    赤ちゃんを抱っこしているお母さんをじぃっと見上げているねこのなんとも言えない表情。
    表紙の絵にひかれて、思わず手にとった絵本でした。
    ねこはお母さんが大好き。でも、この頃、つまらないなぁと思っている。それは、お母さんのひざに、いつもいつも赤ちゃんがいるからなんです。
    朝も昼も夜も、お母さんはずっと赤ちゃんのお世話をしている。だから、ねこには、「ちょっと待ってね。」「後でね。」って言うんですね。
    赤ちゃんなんてつまらない。寝て、起きて、泣いて、おっぱい飲んでの繰り返しで、歩くこともできないし、ご飯も食べられないし、顔も洗えない。でも、ちょっと甘いにおいがするんですね。
    ねこは、一生懸命がんばってるんです。自分はじっと我慢して、赤ちゃんに、大好きなお母さんのひざを貸してあげている。自分はもう大きいんだから、草の中でだって、屋根の上でだって眠れるんだって。でもね、後ででいいから、待ってるから、少しでいいから、やっぱり、時々抱いてほしいんですね。
    お母さんと赤ちゃんの一歩後ろで、いつもいつも、お母さんと赤ちゃんの様子を見ていたねこが、最後に、お母さんのひざで抱っこしてもらっている、その幸せそうな様子がとても温かい気持ちにしてくれる絵本です。
    これって、弟や妹がが生まれた時、上の子が感じることと同じなんだろうな。
    自分は、もう、お兄ちゃんなんだから、お姉ちゃんなんだから...って、がんばっているんでしょうね。
    でも、やっぱりかまってほしい、抱っこしてほしい。
    うちの子も、7歳と4歳の2人姉弟です。
    上の子は、わりと聞き分けもよく、弟をよく世話してくれることもあって、ついつい、もうお姉ちゃんなんだから、と下の子をかばいがちになるけれど、うちの子もこんな気持ちでいる時、あるんだろうなぁってちょっと思ったりする1冊でした。

    投稿日:2006/11/20

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  • 長女は猫になりました

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    誰が話してるんだろうね〜 お話を途中まで読んでいくと長女が言いました。

    誰だろね、あててごらん。

    赤ちゃんが生まれて、大好きなお母さんの膝の上をとられてしまった気持ちがとてもよく伝わってきます。

    それはやきもち等ではなく、もっと純粋な心の気持ちで
    よく、下の兄弟が生まれたときの上の子の様子を「赤ちゃんがえり」とか言いますが
    そんなのでもなく、ただ、冷静の物事の移り変わりを見ていて、
    頭では判っているけれど、私も抱っこしてもらいたいなぁと言う
    純粋で素直な当たり前の気持ち。

    上の子の気持ちってこの本に近いかも知れない、と思います。

    就寝前に読んだのですが、長女は寝る前に「私も猫になる、にゃーこって呼んでね」と言って猫になりました。
    いつも次女がオッパイを飲み終えるのをまって、ひらげてぎゅーして(腕枕でぎゅっとして)もらえるのを待ちつつ寝てしまうのです。

    投稿日:2006/11/06

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  • 息子が生まれた時の気持ちに戻って・・・

    お母さんと赤ちゃんを見つめる、猫の切ない気持ちが
    描かれています。
    弟や妹ができた、お兄ちゃん、お姉ちゃんに読んで
    あげたいお話です。

    『ちょっと まってね』・・・って、おかあさんはいうんだ
    (私もつい言ってしまう言葉です)

    あかちゃんなんて つまらない 
    ひとりで かおも あらえないんだ
    わたしは できるよ ほら
    (もっと認めて、もっと褒めてほしいんですよね・・・)

    いいよ かしてあげる
    だいすきな おかあさんの おひざ
    (頑張ってるんだよなぁ 我慢してるんだよね)

    わたし まってるから あとでで いいから
    ときどき わたしも だっこして
    すこしで いいから だっこして
    (なんだか涙がでてきそうになりました)

    最近、やけに甘えてくる息子・・・
    おっぱいを求めてきたり、娘のこととなると過敏に
    反応してみたり・・・。
    娘が生まれた頃は、息子優先を心がけ、とても気を
    遣っていたのですが、1年経ち、私たちも
    慣れてしまったんですかね・・・。
    息子と2人になれる時間を作り、思い切り
    甘えさせてあげたいと思いました。

    投稿日:2006/08/30

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  • ステキなお話☆

    pirikaさんのブログで紹介されてました!
    pirikaさんの紹介文がとても愛情あふれていて
    ステキで、何ともほほえましく
    どうしても読みたい1冊でした

    私も2人の子を持つ母です
    ですが娘は息子が生れてから甘えたり
    だだをこねたりということが全然無く
    だからといって“おとうと”に無関心だった
    ワケでもなく どちらかというと
    私のように“お母さん”の気持ちになっていたのだと
    思います

    この本を読むとねこの気持ちが息子が生れたときの
    私の気持ちに重なりました
    自立した娘を見て「ママのところみて〜
    ほっぺにチュ〜して〜」って
    だって娘は私の真似をして弟である息子に
    べったり!!
    でもね、でもね、夜寝付くまではやっぱり
    甘えんぼさんでした

    したに弟妹が居ない息子は
    「○○のお家に赤ちゃんが来たら
    ○○もねこさんみたいに“だっこして〜”とか
    いうかもね?」と、ねこさんを通して
    弟妹が出来た時のことを想定して?
    ちょっぴり疑似体験???したようです!

    もし、3人目が出来たら また、子どもたちに
    読んであげたいですね〜♪
    pirikaさん、ステキな本でした♪

    投稿日:2006/08/18

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  • 上の子の気持ち。

    我が家の娘が大好きな絵本です。年子でお姉ちゃんの娘はこの子の気持ちがよくわかるみたい,そんなところがすごくいい絵本だと思います。
    私としても上の子の気持ちを絵本を通して伝えてもらえるところがすごくいいと思います。
    絵本から学びとれるところってすごくたくさんあるんだな!と思いました。

    投稿日:2006/06/30

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  • だっこ

    おうちに赤ちゃんがやってきて、今までみたいに抱っこしてもらえなくて、
    せつないネコの気持ちを描いたお話です。
    「待ってるから抱っこして」というネコの気持ち、これはおそらく兄弟がうまれたばかりの、お兄ちゃんやお姉ちゃんの気持ちなのでしょうね。
    お兄ちゃんやお姉ちゃんとしてのお話よりも、
    なんとなく動物を使ったせいか、ストレートに心にきます。
    ネコちゃんの絵が実にリアルなので、その点からも、せつなさが伝わります。

    我が家はまだ一人っ子。
    ひざも背中もおっぱいも(もう飲んじゃいませんが)息子よ、全部君の物。
    でも…君はもう大きすぎるよ。重いし。
    だからさあ、しがみつかないどくれ。
    と思いながらも、この絵本を読むと、まだまだ抱っこしてあげたい、なんて思います。
    はて、そんなにいいものなんですかねえ。お母さんとは。
    そして、だっことは。

    投稿日:2006/04/14

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