「ぷかぷか」 みんなの声

表紙のたこの表情からも分かるように、とってもゆるくて読むとのほほんとした気分になれる絵本です。
青空を眺めながら海の上に浮かぶたこが本当に気持ちよさそうで、うらやましくなります。
もし空を飛べるならどうやって飛ぼう？と考えて出てくるたこの発想も面白くて、息子と笑いながら読みました。とにかくひとつひとつの絵がゆるゆるで、見てるだけで癒されます。漁船の登場にはびっくりしましたが、まさかほんとにたこが空を飛んじゃうなんて！！
きっとたこもびっくりしたことでしょう。まさかこんなふうに空を飛ぶとは思いもよらなかったでしょうね。この飛びかたは、楽しかったっていうよりも、こわかったかもしれないな、たこがちょっとかわいそう・・・と心配しましたが、いかにうれしそうに話してる様子を見ると、けっこう楽しかったみたいでほっとしました。
読むとなんだかリラックスできる絵本でした。

全ページためしよみで、読ませていただきました。
絵本全体から、のんびりした、ゆるーい空気が漂ってきます。
登場してくるタコの、なんとも、ほんわかな様子にが微笑ましいです。
最後のさっき空をとんだんだっていうのが、とてもかわいいです。
＊＊心が疲れた大人にもおすすめです。＊＊

たこの空想を見ながら、私もこんな風に生きてきたかなあ、、、なんてしみじみ。
飛び方、こんなに色々ある！と感心してしまいました。
ゆうらり、ゆらりと漂いながら、こんなことを考えているのも良いなと思っていると、突然目の覚めるようなことが。
思いがけず、飛んでしまいましたね。
ああ、こわいとさっさと潜ったけど、イカに話している時の顔はちょっと自慢げで笑ってますね。

きれいな色彩、やさしい表情に表現。
ひたすらほんわか〜〜〜っとした絵本です。が、面白いアイデアに最後のオチ。
そのゆるさでガッチリと私たち親子の心をつかんでくれました。
がむしゃらに頑張るのもいいけど、ぽわ〜んと夢見て思わぬ時に思わぬ方法で、しかも他力本願で夢が叶っちゃった！なーんてこともある。
「頑張れ頑張れ」だけじゃ息苦しいけど、こんなこともあるよね〜っと笑いながら読めます。
最初から最後までニコニコ優しい笑顔になれる絵本です！

「そらをとべたらな」ということ。
きっと誰でも子供時代に一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
私もこのたこさんと同じで、くもに乗れたらなと何度も考えたことがありました。
こうして想像がどんどん広がっていくこと、そしてそんな想像をめぐらせている時間。
子供時代だからこそ味わえる時間ですよね。大切にしたいです。

「どこまでがうみで、どこからそらかわからない」というのがとても夏らしくていいなと思いました。まさに夏に読みたい１冊です。

２歳１０ヶ月の息子に図書館で借りて読んであげました。

夏向きの絵本をさがしていて、この絵本を選びました。
何とものんびり、まったり、ゆる〜い絵本ですね。
ゆるすぎで、息子は面白くないと思うかなと思ったのですが、息子は気に入った様で何度も読んで欲しいと持ってきました。

育児に疲れたお母さん、一緒に読むとまったりできますよ！！

石井先生の作品なので、すぐ飛びつきました。
海と空の境目が分からないようなとってもとってもお天気の良い日に、タコは海にぷかぷか浮かびながら、空を飛べたらどんな風に飛ぼうと考えました。

タコは　いろんな　ことを　考えて　遊びました。
たくさん　たくさん　遊びました。

この二行がとても印象的です。
そうですね。想像の世界に入って行って、子どもたちが能動的に遊べるって、ステキです。

さて、この後タコは思いがけないアクシデントに見舞われて、空を飛んだのです。
それは、読んでのお楽しみということで、・・・・・・。

親子で読後、タコのように、空を飛べたらと想像の世界で遊んでみてください。

うみでぷかぷかしながら空想をするたこのお話。
なんだかのどかで癒されました。
たしかにたこはうみの生き物でそらは飛べません。そらが飛べたら…なんて空想をしてると思うと面白いですね。
人間は飛行機に乗ったりすることで一応そらも体験できて良かったです。

自分が飛べたらどんなだろうなぁ
とか思いめぐらせて想像するのって
本当にたのしいですよね。
タコさんと同じ気持ちになって
想像したら楽しくなりました。

タコさんが最後まで本当には飛べずに
船に飛ばされるという現実的な範疇で
お話が展開するのも
なんとも好感が持てました。

海に戻って「飛んだんだ」と自慢している様子が
リアルすぎてかわいいです

真っ青な海と空に浮かぶ？！赤いたこ。表紙のたこの表情がとっても気持ち良さそうです。
「もし空を飛べたら、どうやって飛ぼう」とは、子供も大人も一度は考えたことがあると思いますが、たこもいろいろ想像して楽しそうです。
読んでいると気持ちいい風が吹き抜けて、本当に空をぷかぷかしている気分になれました。とてもリラックスできる絵本です。