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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

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せかいで いちばん つよい国」 みんなの声

せかいで いちばん つよい国 作:デビッド・マッキー
訳:なかがわ ちひろ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年04月
ISBN:9784895726443
評価スコア 4.66
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みんなの声 総数 57
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57件見つかりました

  • 弱くても大丈夫

    世界で一番強い国も、小さな国の食べ物などの文化に侵食されて、小さな国の精神も受け継いでいく、というストーリー。力が強いだけが一番じゃない、と教えてくれる本。大人が買って読んでも損はないです。文章が長いので2歳くらいから。うちの子は理解力高いように思いますが(親ばかですみません)、一般的な家庭だと3〜4歳くらいからでも良いかと思います。子供にぜひ読んでほしい本。

    投稿日:2011/02/13

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  • 強いということは・・

    • リーパンダさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子9歳、女の子7歳

    かなり重い内容だったのに、読み終わった後は
    温かい気持ちになりました。

    前半の戦争で侵略をつづける王様も信念があるのだろうけど、
    侵略されなくても幸せだった国の人たちはどんな気持ちだったのか
    ということを考えさせてくれました。

    後半は戦わない本当のつよさを教えてくれました。

    今からの時代を考える良いきっかけになればいいな〜
    と、思う本でした。

    投稿日:2010/04/30

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  • 本当の強さって?

    • すずらんぷさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子13歳、女の子10歳

    明るく、POPな色使いで描かれていますが、内容は「戦争」「征服」という重いテーマについてシニカルに書かれています。軍隊の力にものをいわせて、世界中の国を征服し続けていた大きな国。残りはあと1国。でも、あまりに小さすぎるその国には、軍隊すらありません。
    小さな国の住人達は大きな国の軍隊を意外な方法で迎えます。
    本当の強さとは何か、を考えさせられる絵本でした。征服した、と意気洋々と帰った兵隊達の心の中には、小さい国の歌や文化がしっかりと根付いています。そして大きな国の王様の心の中にも…。
    お話が伝えようとすることが本当に理解できるのは、小学校中学年以上でしょうか。軽いタッチの絵柄ですが、心にずしんと感じさせる絵本でした。

    投稿日:2009/01/31

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  • 我が子の反応

     うちの子は小学一年生。

     学校の図書室からこの本を借りてきたときは驚きました。

     タイトルからして、なんか戦争をイメージさせる絵本だったからで

     す。
     
     実際戦争の話で、かなり子供向けのストーリーで、

     痛々しさを感じさせる表現などは無いのですが、他の国を征服するこ

     とで、他の国も幸せにしてあげるという王様の表現に、子供が、反論
     
     したので驚きました。他の国を自由にさせてあげるのが幸せで、

     他の国を征服して幸せになるのはその国の人たちではなく、王様だけ  
     だろうと・・・。読む前にはなんとなく不安でしたが、たった6歳の

     我が子がきちんとした意見を持っていることに驚かされました。

     平和な日本ではなかなか戦争について親子で話す時間はことはありま 
     せんが、

     実際世界中でおきている戦争について目をそむけていくのではなく、

     こういう本を読みながら、戦争についてじっくりと考えることも必要 
     なのかなと思ったのでした。

    投稿日:2009/01/23

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  • 本当の強さって・・

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    小1の息子が、題名とかわいい兵隊さんの絵に惹かれて借りてきました。
    かわいい絵に反して、重く深いテーマです。

    世界でいちばん強い国が、最後に残した征服しなかった小さな国。
    その小さな国は軍隊も持たない。兵隊たちもみな平和に暮らしてしまいます。
    そして帰ると、その国の料理・遊びをしている。

    さて、強い国はどっちだったのでしょう?侵略されたのはどっちだったのでしょう
    とても深いです。この深い内容を、軽く明るく説教臭くなくお話にしていてすごいと思います。
    力づくで侵略するだけが強いわけではない。真の平和へのメッセージがこめられた作品でした。

    小1の子がこのお話の意味をどこまで理解できたか、、わかりませんが
    大人としていい作品に出会えました。

    投稿日:2009/01/09

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  • 大切なこと

    前から読んでみたいと思っていた本です。

    戦争で侵略や征服をしても、多くの人を犠牲にしその恨みによって、また次の戦争が引き起こされてしまいます。

    それを知っていても、まだ今尚戦火にさらされている国があるのは、とても辛いことです。

    文化や知恵、心の豊かさなどが本来、人間の持っているものの中で一番素晴らしいものであったはずなのに、大きな国になるとそれを忘れてしまうのでしょうか?

    本当に大切なことをわかりやすい形で伝えてくれるお話だと思います。ただ、6歳の息子にはまだ伝わらなかったようでした。

    投稿日:2008/08/10

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  • 戦争について考えてみよう

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子12歳

    題名からも寓話的な展開が予感できます。
    世界中の人々を平和にするために世界中を征服する、というのが
    この大きな国の大統領の論。
    最後に征服しようとした小さな国は、兵隊もいなくて戦争もできず・・・。
    戦争物とはいえ、ほわあんとした展開です。
    でもなるほど、と思いました。
    その中で、たくさん考えるヒントがあるような気がします。
    この寓話からどんなことを感じ取るか、
    読後をどう深めていくかがポイントでしょうか。
    平和学習の導入にいいかもしれませんね。

    投稿日:2008/04/10

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  • 武器も兵隊も持たない勇気があれば…。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    世界中の国がみんな 
    このお話に出てくるような
    兵隊も居ない 武器も持たない…
    そんな国になれたら 
    戦争はなくなるんだろうなぁと
    想像せずにはいられませんでした。
    兵隊や武器は もとを正せば
    闘う以外には必要ないのですものね。
    この絵本を読み終えて 私の心に大きく残ったのは  
    「せかいでいちばんつよい国」ではなくて
    兵隊が1人も居ない「小さな国」の方でした。

    投稿日:2008/02/14

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  • 温かな心と豊かな文化

    “大きな国”の大統領は“せかいじゅうの人びとをしあわせにするために”
    “いろんな国へ、せんそうを しにいきました。”
    たちむかった国は、ことごとく“せいふく”され、
    残ったのはたったひとつ、“小さな国”。
    ところが、小さな国にはへいたいがいないので
    戦争にならなかったばかりでなく、へいたいたちをお客のように歓迎して…。

    作者はイラク戦争に憤り、この絵本を作ったとか。
    といっても、戦争のシーンはほとんどありません。
    へいたいたちにめずらしい石けりを教え、昔話や歌を
    聞かせ料理をふるまう、“小さな国”の人々。
    “小さな国”の穏やかさが印象的に描かれていて、
    それが、逆に考えさせられました。

    9歳の長男には作者の言わんとすることが伝わっていました。
    比喩するところも理解できるのは小学生以上かな、と思います。

    温かな心と豊かな文化が世界を“せいふく”しますように。

    投稿日:2008/01/22

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  • 子供でもわかる、幸せな国

    • モモ太郎さん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子7歳、女の子6歳、男の子5歳

     作者はあの「ぞうのエルマー」の作者、デビット・マッキー。

     「せかいでいちばんつよい国」は、“自分たちの国になれば、皆同じように幸せに暮らせる”と、どんどん世界を征服し、とうとう残るはちいさな国ひとつのみ。

     すべてを自分の国に、と考えた大統領は、小さな国を征服しに行くが・・・

     かなり重い内容の「戦争と平和」をテーマにしているのに、子供にもわかりやすく、楽しげに描かれている。
    この絵本の本当に伝えたいことを、子供が理解するにはまだ難しいかもしれませんが、子供レベルでの「幸せなことって」ということは充分伝わっているはず。

     世界のどこかで、争い事が起こっている今日。
    世界の子供たちが、この絵本を読んで、何か感じることができればいいなぁと思います。

    投稿日:2007/12/04

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