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せかいで いちばん つよい国」 みんなの声

せかいで いちばん つよい国 作:デビッド・マッキー
訳:なかがわ ちひろ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年04月
ISBN:9784895726443
評価スコア 4.66
評価ランキング 3,028
みんなの声 総数 57
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57件見つかりました

  • はたして本当に強い国は?

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    考えさせられる一冊です。

    強い軍隊を持つ国が決して強いとは限らない。本当に強い国とは、みんなが平和にくらせる土地と文化と民族を持っている国で、兵士や兵器は必要ないんだと、この本はわかりやすく伝えています。

    また、軍隊を持たない小さな国の人々のやさしさに触れた兵士たちが、戦いをやめて、その国の人々との交流を楽しんでいく姿をみて、戦争は必要ない、みんなが必要としているのは、国境を越えて友情を深めることなんだと、感じました。

    小さな子どもでも、戦争の無意味さが自然に理解できる本だと思います。

    投稿日:2007/11/12

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  • 強いという意味

    とっても重いテーマなのに、それをユーモラスたっぷりに論じています。
    こういったところから、強さとは何か、武力をもつって意味あるのことなの、などなどぜひに考えるきっかけになってほしいなあと思います。

    武力で世界を征服してきたある国。
    そして残った最後の小さな小さな国。
    この国も征服にと大統領たちは出かけにいくのですが・・・

    「世界中の人々を幸せにする」という征服する側の論理。
    誰が基準なのか、何が基準なのか・・・
    小さな国の強さの源はなにか、大人として非常に考えさせられる内容でした。

    息子には、この絵本ここ2年ほど読んでいますが、
    何を感じてくれているのか。
    たぶんこの絵本のよさを感じるのは、もっともっと大きくなってからでしょう。
    だからこそ家の本棚にずっとおいておきたいなあと思います♪

    投稿日:2007/08/07

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  • 中・高校生にも薦める絵本

    ゆるく、カワイイ絵が、
    内容の重さを和らげてくれているのかな?

    大きな国の大統領が力(武力)で世界中を征服して
    自分達と同じ暮らし(幸せ)をさせようと考えています。
    最後に残った小さな国は戦わず、兵隊達を
    お客としてむかえます。

    自分の国に帰った大統領がちょっと滑稽です。

    幼児には理解できない内容でした。
    でも平和について考えさせられる絵本です。
    どっちが勝ったとか負けたとか
    そんな事でもないと思います。
    「”小さい=弱い”ではないんだよ」ってことだけ
    子供には伝えました。

    大きくなって自分でまた考えてくれたらなって思います。

    投稿日:2007/08/03

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  • 人のしあわせ感は征服では得られないかも

     戦争や平和をテーマにした絵本としては、他のものとは切り口がちょっと違う絵本でした。毎年夏になると、毎月行っている中学校の読み聞かせで、平和の絵本を選んでいるので、いろいろい探した中の1冊でした。現実の世界では、「せめてきたら困るから、備えるために軍や核兵器を持ち、どんどん大きくしていく・・・」というのが世の中の常識みたいになっているけど、この絵本はその逆説。まだ攻めていない国がひとつ残っていて、行ってみると、兵隊を持たない国だった。兵隊がいなければ戦争もできない・・・それどころか、小さい国は、攻めていった大きい国の兵隊さんたちをお客さんみたいに歓迎し、美味しい料理や、遊びを教える。いつのまにか大きい国の兵隊さんは料理を習い、畑仕事までするようになってしまいます。大統領は相変わらず、「大きい国はつよい国」といさましいけれど、それがとっても滑稽に見えてきます。争いをやめて、世界中が平和に暮らすというのは、本当は難しいことではなく、こういうことなんじゃなかな?!と、自分の感覚のどこかで共感できました。

    投稿日:2007/07/29

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  • 風刺の効いた楽しいお話

    世界で一番強い国の王様は、武力では他の国を征服したかもしれないけど、文化や人の心は征服出来ないし、逆に、良い文化には自分が負けてしまうかも…?
    なんていう皮肉が、楽しいお話と共に描かれています。

    デビッド・マッキーさんのこうした風刺の効いた楽しいお話、大好きです。今回は心や文化を感じさせるもの。

    カラフルな色鉛筆画と共に描かれたこの絵本は、マッキーさんの描いた『ぞうのエルマー』とはまた一味違った楽しさがあります。
    子供と一緒にこの風刺の効いた絵本を読んでみるのも考えさせられて楽しかったです。

    それから、この絵本、なかがわちひろさんが訳をしています。
    私が大好きな訳&絵本作家さん。
    なかがわさんが書く文章はとっても味があって考えさせられますね!

    投稿日:2007/06/26

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  • 幸せは人それぞれ

    大きな国は、自分たちの暮らしこそ1番豊かだと思っていました。
    だから、世界中を制服すれば、みんなが、大きな国と同じように素敵な暮らしが出来ると確信して、戦争をしては、いろんな国を征服していきました。
    でも、最後に残った小さな国とは、戦争ができませんでした。なぜなら、その小さな国には、兵隊というものがいなかったから。
    小さな国は、小さかったかもしれないけれど、大きな国の暮らしとは、ずいぶん違っていたかもしれないけれど、それぞれみんなが幸せに暮らしていました。
    自分たちのやっていることだけが、正しいとは限らないのです。
    人それぞれ価値観も違えば、生活も違う。
    「物質的に豊かである」ということがイコール「最高の幸せ」かどうかもあやしいもの。
    ほんとに大切なのは、互いに他者を認め合おうとすることなのかな。
    そういう気持ちをもてれば、たぶん、戦争なんて起こらないのよね、と納得した一冊です。

    投稿日:2007/06/04

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  • 考えさせらる本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    世界中の人を幸せにするために、大きな国が戦争をして世界

    を征服していきます。

    最後の一国には、兵隊がおらず戦争になりません。

    それどころか、兵隊達は征服しようとしたその国の人々に馴

    染んでしまうのです。

    本当の強さとは何なのか?本当の幸せは何なのか?を教えて

    くれる一冊なのですが、息子(6歳)には、内容が難しかっ

    たようです。

    内容が素晴らしいので、時間が経過したら、是非とも読んで

    あげたい、読ませたいと思います。

    投稿日:2007/04/30

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  • 「つよい」って何だろうね

    世界中の人々を幸せにするために
    世界中を征服した ある大きな国の大統領が
    最後に攻め寄せた
    世界でいちばん小さな国で出会ったのは
    軍隊も兵器も持たない人々でした
     
    その国に住む人の 穏やかな暮らしと
    もてなしの心を 崩さない自然な構え
    文化の及ぼす無意識の力
    何度でもこの本に立ち返り
    丸腰でいる強さと勇気を感じとれたらと思います

    投稿日:2007/04/27

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  • 良い絵本・・・

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    この本のことは前から知っていましたが、内容がつまらなそうと思って読んだことがありませんでした。が、小2の息子が選んで借りてきました。どうも最近「せかいでいちばん〜」というフレーズにはまっているようです。
    読んで私は、戦争の無意味さ、大きさや強さが一番素敵なことではない事を子供にわかりやすいように書いてあって、良い絵本だと思いました。でもまだ小2の息子にはよくわからなかったようなので、またしばらくしたら読み聞かせしてみようと思います。

    投稿日:2007/04/10

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  • 一番強いとは・・・

    大きい国の大統領が「世界中の人々を、幸せにする為だ。われわれが 世界中を征服すれば 皆がわれわれと同じ様に暮らせるのだからな。」と、征服をしょうとする。最後の小さな国。兵隊が居ない・・!でも、人々は心が豊かです。征服しようとした国が 実は征服されていた事に 子供達は びっくり!!子供達にも 強い事が力だけと、思ってほしくないです。よい本に 出会えました。

    投稿日:2007/03/30

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