ずっと気になっていたこの絵本。
病院の待合室で見つけたのでふと手にとって読みました。
「おこりんぼママ」というタイトルとペンギンのイラスト。
正直、あまり深い話ではないんだろうと、心のどこかで思っていたのですが・・・
あまりにショッキングな始まりで、いきなり釘付け!
おこりんぼママがあんまり怒鳴るものだから、ペンギンの子供の体はバラバラになってしまったのです!
怒って→体がバラバラになるなんて考えたこともなかったので、物語の世界を把握するのにしばし時間がかかるほどでした。
読み進むと、バラバラになった体を探そうとする“足だけの”子供のペンギン。
でもなんてったって足だけなので、なかなかうまくいきません。
疲れてしまったとき・・・誰かが集めた仔ペンギンの体を縫い合わせてくれます。
そう、ママです。
そしてママは「ごめんね」と謝るのです。
どっかーんとママに怒られた子供の心は、こんな風に砕けているのでしょうか・・・。
しばらく立ち直れないほど落ち込んだ私も、もちろん“おこりんぼママ”。
反省反省です。
叱ることは必要だけど、縫い合わせることも忘れてはいけませんね。
肝に銘じておきます。
正直・・・こわくて子供にはまだ読んであげられないかな(^^;