かあさんのこころ」 みんなの声

かあさんのこころ 作:内田 麟太郎
絵:味戸 ケイコ
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年06月
ISBN:9784333021413
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 23
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23件見つかりました

  • 母の想い

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    内田 麟太郎さんの自伝的絵本ということで、興味深く読みました。
    楽しいお話の印象か強い内田さんですが、幼少の頃の心の痛みに触れ、何とも切ない気持ちになりました。

    母を失ったこぐまのお話です。
    三戸さんの描かれるこぐまの表情が、とても寂しげでたまらない気持ちになります。
    歳を重ね、自分の娘が孫を抱く姿を見てはじめて感じた母の気持ち。
    親が子供をどれだけ大切に、愛おしく感じるものか、しみじみと伝わってきます。

    子供に優しくしたい気持ちでいっぱいになる、いつまでも大切にしたい絵本です。

    投稿日:2009/04/23

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  • 内田麟太郎さん

    内田麟太郎さんの作品だったのでこの絵本を選びました。柔らかいタンポポの描き方が素敵でした。シンプルな文章と丁寧に描かれた絵とがとてもマッチしている作品だなと思いました。かみしめて読みたい極上の文章は内田麟太郎さんの力量をひしひしと感じる事が出来ました。母の心を春の野原と表現がセンスがあるなと思いました。ますます内田麟太郎さんのファンになりました。

    投稿日:2009/01/23

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  • 言葉にならない思い・・・を伝えてくれます

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    こちらの皆さんの感想を読んだだけで、じ〜んとしていたのです。
    今日、図書室で見つけ、即借りてきて、家でじっくり・・・

    もう・・・号泣です

    味戸さんの絵の相乗効果もあると思います
    なんて淋しそうな目をしているくまさんなんだろう・・・から気になって、でも、周りの自然は厳しそうでも、その中にもやさしさも見えるんだけど、でもやっぱり“ぼく”の視点で見ればたくさんのとんぼも目に入らないのかな・・・

    「それは ただ ひとつ、」からの言葉が、母を早くに亡くしている自分に語りかけられているようで、もう、涙が止まりません・・・

    内田さんの表紙裏の言葉にまったく同感です。

    ちょっと疲れ気味だったり、心を病んでいたりする方に、ちらっと読んでほしいかも。

    投稿日:2009/02/20

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  • 大人の方がじーんとする

    子ども向けというよりは、大人の方が主人公の気持ちがよくわかる内容だと思いました。

    読みながら、私の方が泣けてきそうでした。子どもを残して亡くなる親の気持ちは切ないし辛いだろうと思います。

    大人の方がきっとじーんとするだろうと思います。

    息子はあまりピンとこないような感じでした。

    投稿日:2008/04/19

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  • 母の思い・母の願い

    • ぴーぴさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子5歳

    はじめて読んだ時、ポロポロっと涙がこぼれました。

    母の子に対する愛情の深さ。
    思いの深さ。
    子を残し、旅立たなければならないお母さんの思い…。

    遺してゆくもの、遺されるものの気持ちが伝わる絵本です。

    ふんわりとした優しいタッチの絵が、
    自然に心に染み込んできます。

    息子がもう少し大きくなったら、ぜひ読んであげたい1冊です。

    投稿日:2008/02/18

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  • 何度読んでも涙が・・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子13歳

    作者の内田さんに悲しい過去があったことを知りました
    味戸さんの絵がその心を細かく描写していて
    雨に濡れるこぐまの目は悲しみが痛いほど伝わってきます

    自分が親になって初めて親の心を知るとはよく聞きますが
    この絵本を読むたびに、まだまだだなぁと感じてしまう
    それどころか親の気持ちがわからないのかと
    自分の気持ちを押し付けてしまう・・・

    最初は重いテーマのお話だと思いましたが
    母の深い悲しみが見えてきてから
    心の変化があり、春の暖かい野原となります

    厳しい悲しいつらい冬の子供時代を送ってきたからこそ
    自身の境涯に負けなかった作者の心の温もりがより伝わってきました
    年齢関係なく全ての人に読んでいただきたい絵本だと思います

    投稿日:2008/02/02

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  • 心に染み渡る絵本です。

    内田さんのもうひとつの心の中をのぞかせてもらった。

    そんな感じのする絵本です。

    お母さんがいないクマの子。

    どんなにこころぼそかったことでしょう・・・

    でも、そのクマの子が

    大きくなって、素敵な家族をつくって、

    おじいさんクマとなったとき、

    娘が子どもを抱っこしているのをみて、

    おさない自分をおいて、この世を去ってしまった母親の悲しみにきずきます。

    親の子どもを思う気持ち。

    この絵本、子どもを持つ親御さんにぜひ一度読んでいただけたら・・・と思った一冊です。

    投稿日:2007/03/02

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  • 寂しかったのですね

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    内田さんのかなしみが、胸に突き刺さってきます。
    辛い思いをされたからこそ、こんな深い思いをお持ちなんでしょう。
    母の気持ちに気が付いて、救われたと信じたいです。
    絵が美しくて、悲しみも希望も伝わってきます。
    子どもが自立するまでは、元気でいたいなと思います。

    投稿日:2007/02/27

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  • 内田さんの自伝

    内田さんのエッセイ集『絵本があってよかったな』を読みました。
    実母が6歳のときに亡くなって、継母に愛されずに育った作者が、継母を許したとき、2冊の絵本が書けたそうです。
    その1冊がこの絵本で、もう1冊が『おかあさんになるってどんなこと』

    エッセイ集を読んでからこちらの絵本を読むと、作者の辛かった気持ち、それを乗り越えて優しい気持ちになれたことがすごく伝わってきて、涙が溢れました。

    帯に書かれている作者の言葉
    『どの子も無条件に愛されてほしい・・・・・。
     それがいま、私の一番の願いです。
     悲しい時を過ごさなければならなかった子は、
     自分を愛せない子になります。
     それを取りもどせるのは、
     ただ優しい人との出会いだけです。
     これはちいさな自伝でもあります』

    楽しい絵本をたくさん出されている作者、原点はここにありますね。
    そばに置いておき、何度も読みかえしたい絵本です。

    投稿日:2007/02/11

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  • 母の願い

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子0歳

    子供のさみしさもすごくよくわかるし、かあさんのたったひとつの願いも、胸をうちます。

    涙、なくしては読めません。

    シンプルな文章ですが、感じ入るところは深いです。
    子供にも、大人にも読んでもらいたい本です。

    投稿日:2006/12/14

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