クリスマス前夜、ぼくはベッドの中。ぼくのところにサンタさんは来るかしら、と考えていると、お友達のよるくまがやって来ます。ぼくとよるくまは飛行機に乗って夜のお散歩。最後はおうちに戻ります。
「よるくま」は以前からお気に入りなのですが、クリスマスも近くなってきたので、こちらのバージョンも読んでみました。これがやっぱりいい。まずは絵がかわいい。よるくまは本当に抱きしめたくなる愛らしいキャラクターです。
ぼくに感情移入しやすいのもいいです。読んであげている私の声もかわいくなってしまいます。
そして何と言っても夢いっぱいなところが大好きです。よるくまにあげた飛行機の飾りにいつの間にか二人で乗って空の冒険なんて本当に素敵です。子供の空想力をアップさせる絵本だと思います。
あとは何回か読んでいて新しい発見があるのもいいです。よるくまにあげたおうちとゆりかごのオーナメントがよるくまのおうちとその中のゆりかごになっていたり。面白いです。
よるくまへの優しい気持ちや母親の愛情を感じ、安心するのもほほえましいです。
3歳の息子も何回も読んでとせがむのですが、納得の絵本です。