食器がお話しするってどんなお話?と私のほうが気になって図書館で借りてみました。
うたこさんが大好きな食器たち。
どうしてうたこさんが大好きなのかしら?
朝起きてこないだけで、みんながうたこさんのことを心配して、
おかゆまでつくってしまう。
みんながひとつになって、うたこさんにげんきになってもらおうとおかゆを作って、洗っている姿を見ていると、とても温かい気持ちになります。
そして、お調子者のふきんさんのすがたは、息子も大好きです。
火のそばで、お尻を振って焦がしてしまう、そんなお調子者の姿をうたこさんも知っているのではないかしら?とおもってしまうぐらい通じ合ってるうたこさんと食器たち。
読み終えるときには、うたこさんが慕われる理由も良く分かりました。
こんな風に、食器たちが話しているのを聞こえていたら、とても楽しいでしょうね。
3歳の息子はすっかり気に入って、これよんで〜と毎日持ってくるようになりました。
今は、「キッチン」の時代ですが、「台所」はとても懐かしく温かい感じがします。