見開きで大きいものと小さいものが描かれている、その繰り返し。
本当に単純な絵本なのですが、出てくる物体がおもしろい。
四角や雲などのわかるものから、不思議なものまでいろいろあって、
子供に「これ何?」と聞かれて「なんだろうね?車?かな??」と
返答に困るものも多くあります(笑)
よくわからないのに、なんだか愛嬌があって親しみがわきます。
文章は「おおきいちいさい」しか書かれていないのですが、
出てくる物体によって「おーおーきーい」だったり、「ちい、さい」だったりと工夫されていて、
それに合わせて読み方や声の大小も変えてみると、読み手もなんだかおもしろい。
1歳の子供は体全体を使って大きい小さいを表現しながら聞いていて、
0歳の子供は色がハッキリしたイラストをじーっと注視して見ていました。
兄弟で楽しめた絵本です。