可愛い男の子のこぐまが主人公です。
このこぐま、もうすぐお兄ちゃんになるんです。
お母さん、もうすぐ赤ちゃんを産みます。
お母さんが病院にいる間、おばあちゃんがお家に来てくれます。
こぐまは、そのおばあちゃんをバス停まで迎えに行くのです。
おばあちゃんが乗って来るバスの時間より、うんと早くからバス停で待って。きっとおばあちゃんが待ち遠しいのでしょう。
こぐまは、バス停での忘れ物を届けようとしたり、家に猛ダッシュで帰ったかと思うとおトイレしたり。
そんなくまのこも、バス停で待ちくたびれて途中から寝ちゃったようで…夢の中にへんてこなバスが出てきます。
この、夢の中のシーンが息子は好きなようであれこれ、質問してきます。
目が覚めたら、目の前には大好きなおばあちゃん!
一緒に手をつないで家に帰ります。
優しいタッチの絵柄と、小さな出来事の数々が、子供の心をくすぐります。