一番最初に購入した関西弁の絵本です。
私達親が関西弁ですが、子供は関東育ち。なので、子供にも関西弁を身近に感じてもらいたくて探していた時に見つけました。
なくなった帽子を探すクマさんのお話で、いろんな動物達に尋ね歩きます。
途中あからさまに怪しいウサギが出てきて、さすがに子供でも「あ!」と帽子の存在に気づくのですが、クマさんは気づきません。
しかし、その後、鹿に「どんなぼうし?」と聞かれ、ハッ!と気づくのです。
その後の展開は大人でもゾッとする結末。
でも、はっきりとは表現されていません。創造なのですが、食べられてしまったのかな?
「悪いことをするとバチがあたるのよ」「自業自得」を伝える本という意味では私は良い本だなと思いました。何より絵の雰囲気が好みです。
私はボランティアで読み聞かせグループに所属しており、いろんな本を読みます。主に0〜4歳に読む事が多いので、この本を選ぶことはないのですが、小学生くらいになれば、個々で創造し楽しめる本ではないかと思います。
小学校、中学校へ読み聞かせを行っている方に相談しても同じような回答でした。