表紙絵の美しさにホレボレ〜と見入りました。
山登りをして、頂上でキャンプをするんですね。
やぎくんぞうくんはりねずみくんの仲良しが一緒に「たかいたかいやま」を目指します。
登山は、その人のパーソナリティが、登り方に出るって聞きますけど、ホント三者三様ですね。
やぎくんが途中で音をあげるのも無理はないと分かったのは、頂上での荷ほときでした。
よくもま〜、こんなにたくさん持ってきたものです。
用心深いというか、心配りが行き届いているというか、笑っちゃいました。
出来上がったスープがとても美味しそうです。
暗闇の中、テントから漏れるあかりもきれいでした。
絵本とはいえ、頂上までの道のりの長さや険しさが伝わってきます。
このプロセスを描いているから、頂上についてから、三人と一緒に読者も喜べるんですよね。
子どもたちにとってリアルな登山を疑似体験できる作品だと思いました。