レオ・レオニの本を図書館で検索していたら、『いつ?』『なあに?』
『どこに?』というこれまた随分短い題の本が3冊存在することを知り、
一体どんな本なんだろうと取り寄せてみました。
そして目の前にして、唖然としました。それは、予想をはるかに超え
た、ボードブックで、しかも開いてみて更にビックリ、全く字がなかっ
たのです!
でも、すごいんです。題名には、この『どこに?』の場合は、ちゃんと
WHERE?と併記されていて、日本語しか話せない赤ちゃんにも、
英語しか話せない赤ちゃんにも対応が出来てしまのです!
レオニのいつの、ねずみが2匹で頑張ってくれています。
表の絵から、2匹は何かを探している感じが伝わってきます。
そして、本を開くと、1匹が木の上にいる絵があります。
ページをめくると、今度は靴の中に。そして、まためくると、草むらの
中に... と、ねずみがいる場所が違うのです。
2語文とかを話せるようになったお子さんと読むのに、とても適してい
るなと思いました。「ねずみさんはどこにいる?」と聞いて、答えさせ
るような。場所がどんどん、これまたなかなか素敵なところにいるので、
楽しいと思います。
また、逆に英語を習いたての子にも、同じように英語で使えると思います。
そして、更に、文を書けるようになった子の、文章を書く練習に使えそう
ですね。
絶版になってしまっているのかな? 勿体無いなぁと心から思いました。