とても読みやすかったです。
伊能忠敬という人が、日本で初めて測量して日本地図を作った人だということは知っていましたが、どんな生い立ちで、いつごろ、どうやって測量したのかは、全く知りませんでした。
この本では、彼の生い立ちと数式が好きだったこと、そして天文暦学との出会いを分かりやすく語ってくれていました。
だいたい、初めて測量の旅に出たのが50を過ぎてからだったなんて、驚きです。
今、私が好きなことのなめとはいえ、徒歩で日本各地を回れと、言われたら…、お断りしてしまうと思います。
この本を読んで初めて伊能忠敬という人の生きざまを感じました。
社会の歴史で、必ず彼の名前には出会うと思います。ぜひ、小学校高学年から中学生、高校生のお子さんたちに、この本を進めたいです。
夢は、いくつになってもあきらめなければ「叶う」ということを実践してくれた人です。