はばたく練習に 1羽取り残されてしまった ヒヨドリの雛のピピが、窮地に立たされるお話です。
元々、遅れをとっているピピなのに“絶体絶命”ともいえる時、助けてくれるものが誰もいないなんて!!
でも、生き残る為には、無我夢中で何とか切り抜けるしかない。
ハラハラ・ドキドキの展開です。
ピピは、決して格好良かったわけではないけど、必死でピンチを切り抜けて、家族のもとに戻ったとき、誰よりも成長していました。
読後のスッキリ感が、なんともいいです♪
今年、たまたま本物のヒヨドリに接する機会がありました。
ヒヨドリって、あまり馴染みがなかったのですが、結構身近にいるようです。
うちは、本物のヒヨドリをキッカケにこの本を読みましたが、逆にこの本をキッカケに本物のヒヨドリを探してみるのもいいかもしれませんね。