「ママきらいだもん」とか、「ぼくのことすき?」とか頻繁に言ってみたりするようになった3歳半の息子へ読み聞かせました。
風邪をひいてしまったのかな?というところから始まるのですが、風邪をひくということを少しずつ理解し始めた息子はすぐに引き込まれていました。
絵がとっても素敵で、女の子の表情も家の中もとっても可愛いです。
おかあさん、おかあさん、おかあさん、と不安そうに繰り返される言葉に感情移入して自分まで泣きそうになってしまう息子。ゆっくり読み聞かせながらそんな様子を見て私も胸が熱くなってしまいました。
泣いてしまいそうだけど、ころころと変わる女の子の顔や、窓外のふぶきの描写、雪だるまになってしまったかもしれないお母さんや、可愛いぬいぐるみ達も気になってしかたないようでした。
頬を紅潮させてどうなるのどうなるのと夢中になって最後にほっとしたら「ママよかったー」と、本を抱え込んでいました。
ほっこりして喜んで貰えて、またひとつ素敵な絵本に出会えました。