下読みしてホロリときました。
おかあさんと連呼する女の子の気持ちが痛く切なく響いた後の、あのほっこりするページに。
うちも居間のすぐ横で布団を敷いていて、普段は娘が寝ていると起こさないよう気をつけるのですが(単に眠りの浅い娘に起きて欲しくないというのもあるのですが笑)、子供にすればこんな風に聞いているのかなとも。
病気の時って特にこんな風に思いますよね。うんうん。
すごく女の子の気持ちが伝わってきた一冊でした。
そして帰宅するなりの母の一言もリアル。でもサンダル履きで即お店に言っちゃうお母さん。逆に母子という気がしました。
だんだんエスカレートしていくお母さんを心配する気持ち。それを聞いて吹きだしたり適当に返事するぬいぐるみ達は私たち大人の読み手のようでもありますね。
私なら、ぐるんぱとミッフィーとカエルが迎えに来てくれるのかなぁ……。
そんなことを考えながら丁寧に心を込めて読み聞かせたら、ケロッとした娘の顔が。ま、こんなもんです。
でもおもしろかったと、朝一でページを繰っていました。
私も星5つじゃ足りないくらい感動しました。