親友、長谷の姉が亡霊の怨念にとりつかれ死にそうになる。が、長谷と稲葉の力で何とか怨念をおさえこむことができます。でも半年眠り続けた稲葉が目覚めたら、卒業式も終わっていて、、、将来を悩む稲葉。そして、古本屋と世界をまわることになり、小説家デビューもしてしまいます。
途中で千晶「先生」と千晶の末路を描いていますがはらはらするような書き方。
今回はいろんなシーンで涙が出ました。ぜひとも娘が育ったらこれを読んで欲しいです。小学生(高学年)でも読めますが中学生くらいからおすすめ。道をあやまらないうちに読んで欲しい、読ませたいと思います。全体を通して「あせらなくていいから自分をしっかり見つめて、自分の道を生きろ」「他人をうらやむな、その前に自分のことをちゃんとしよう」と教えてくれる良いシリーズでした。
「夕士(稲葉)の世界旅行ブログ」は私も読みたいです。