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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

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だいふくもち」 みんなの声

だいふくもち 作・絵:田島 征三
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1977年
ISBN:9784834005240
評価スコア 4.32
評価ランキング 20,091
みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • 子供と大人で感想が全く違う

    私は、後味悪いというか、不気味な印象がとても残ったのですが、息子は楽しかったそうです。あと、不思議だとも言ってました。なんで、最後はあんな風になるのかなー?と。

    注目する点は同じなのに、純粋に不思議と感じる子供と、色々考えて怖くなってしまう大人。
    全く感想が異なることが面白いです。

    投稿日:2015/04/04

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  • インパクト強い!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    8歳の息子、3歳の娘と読みました。

    なんだか昔話っぽいぞ、と思って借りて来たのですが、
    昔話によくある「めでたし、めでたし」で終わらなかったびっくりな一冊!

    ごさくというなんか外見も中身もよくなさそうなじーさんが主人公で、
    しかもだいふくがエラそうにしゃべるという、
    とっても意表をついたお話です。

    文章中に使われている土佐弁も、
    なんか薄汚い感じの絵も、
    汚いごさくと、だいふくもちとマッチしていて、
    かなりインパクトが強い!

    本当にこんなにあずきを食べるもちがいたら
    ちょっと気持ち悪いわ。

    でもごさくにはもうちょっと、
    大事にだいふくもちを飼って?欲しかったなぁ。
    あずきを詰まらせて食べきれなくなってしまっただいふくもちの事が、
    個人的には気の毒に思いました。

    投稿日:2014/11/19

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  • 欲張るとダメなんだね

    3歳次女が幼稚園で借りてきた絵本です。可愛らしい絵でもないので、知ってはいたのですが借りたことがありませんでした。「これが面白いのか?」と読み始めた絵本でしたが、面白かった!

    この絵本は土佐弁(?)というのでしょうか。私自身読んでも意味がわからない言葉がよく出てきました。何となく話の流れから予想して理解しましたが、娘たちは「どんな意味?」と聞くので私が翻訳というのでしょうか。訳しながら読んでいきました。

    だいふくがしゃべるところから娘たちは大笑い。「話すわけないやん」とつっこまれながら進めましたが娘たちはとても楽しかったようです。いい気になって、欲張るとこういう目にあうんだよとわかりやすく伝わったと思います。

    投稿日:2013/11/26

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  • ホラーなだいふくもち

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子19歳、男の子16歳

    田島征三さんの作品が何となく気になってセレクト。
    民話風の題材が、田島さんの画風にぴったりです。
    ぐうたら男のごさくが主人公。
    ある冬の夜、不思議な声に気付いて床の下をのぞくと、
    そこには、だいふくもち。
    小豆を食わせろ、というので、仕方なくやると、なんと、包み込むように食べ、
    小さいだいふくもちを次々と産むのです!
    これは何とも仰天の展開です。
    かくして、大金持ちになったごさくですが、
    欲に任せてだいふくもちに無理をさせたために、ホラーな結末へ。
    絵の迫力を感じました。
    少し気になるのが、表紙の手の描き方。
    あのう、左手が逆の描き方になっているんですけど・・・。
    もう、この段階で、ホラーを感じてしまった私でしたが・・・。

    投稿日:2012/10/13

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  • いやぁ〜、面白い!

    日本の昔話風に作られた話なのですが、とても面白かったです。どこからか声が聞こえてきて、その正体が“大福餅”という発想が結構斬新で、その後の展開もぐぐっと惹きつけられ、終わり方もこれまたひねってあってよかったです。これは、面白い!という言葉に尽き、早速、今度の読み聞かせ当番の時に持っていこうかと思って図書館から借りてきたのですが、息子に、「それ、残念だけれど、もう読んでもらったよ。面白かった。」と言われてしまいました。やはり面白い!と思うのは私だけじゃないんだなと実感した本でした。とてもお薦めです。

    投稿日:2012/09/12

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  • 人間臭いお話でした

    日本の昔話の読み聞かせをしようと
    図書館を物色しているときに見つけました。
    私も初めて読むお話です。

    ゴサク、怠け者だったのに、欲に駆られて商売し衰退・・・
    なんだか実在しそう。実に人間臭いお話でした。

    個人的には土佐弁が面白く、
    息子的には・・・・ときどき内容を確認しながら聞いてました。
    方言もあり、言い回しが少し難しかったのかも。

    シュールな結末なので、もう少し大きくなってから
    読み聞かせしても心に訴えるのではないかと思います。
    「めでたしめでたし」ではない絵本も大切ですよね。

    投稿日:2012/05/25

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  • ホラーです

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子10歳、男の子7歳

    びんぼうなごさくの家に、話す大福餅が住みつきます。
    そのもちは、小豆をいれると小さな大福餅を量産!
    その餅を売って、ごさくは大金持ちに・・・

    しかし、そうはうまくは行きません。
    結末は読んでのお楽しみにしておきますが、
    一言でいうとホラーとしか言いようがありません・・

    泥っぽい画風にユーモアなお話の展開で
    引き込まれていきましたが、最後に背筋がぞーっとしました。
    結局、楽をしたまま終わることはないという教訓でしょうか。

    投稿日:2012/02/09

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  • だいふくがしゃべる

    この絵本気になってはいたんですが絵柄が地味で手を出してませんでした。でも初めて読んだとき「もっと早く読めば良かった」と思うほどとても気に入りました。
    だいふくもちが縁の下にいて 「あずきをくわせろ」と口を聞くなんて!
    奇想天外もいいとこです。
    小豆を食べながら むっくりむっくりだいふくもちが膨らんでいく様子がとても楽しいんですよ。
    そしてこのだいふくもちの出現でナマケモノのごさくの生活が変わっていって
    さらにはちょっとナゾめいたラストが待っています。
    ああ、シュールだ。好みすぎる。
    子どもたちとぜひ共有したいなあ、いつかは学校の読み聞かせで使いたいなあと思ったんですが
    土佐弁が結構難しいですね。
    いちいち「それどういう意味?」って突っ込まれたらどうしようって
    ちょっと尻ごみしている絵本です。
    もうちょっと読み聞かせの勉強を積みたいと思います。
    8歳の娘に読んであげたらやっぱり「え?どういうこと?」
    「なんで最後はそうなったん?」と不可解さでいっぱいのようでした。

    投稿日:2012/01/25

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  • 結構激しい。

    ただのおいしそうなだいふくもちのお話かなと思ったら。

    しょっぱなちょっと不気味。
    で、正体が分かったらしゃべる大福餅。
    しかもちょっとわがまま、夜なのに小豆くれってうるさい。
    でもただしゃべるだけでなく、とんだ富をもたらしてくれる餅だった。
    気づいたら大金持ちに。
    このあたりまではとても軽快でおもしろいです。

    さいごはあっ!というかんじにスルーっと結末まで進む感じです。

    世の中うまい話なんてないんだなというありきたりなオチですが、結構この軽快なだいふくもちとのやりとりが気持ちよくって好きです。

    投稿日:2012/01/12

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  • 迫力のある絵本です

     泥臭いような暗いタッチで,絵の具を力強く,塗り重ねたような絵です。
     この絵本には,編集長から,「大人向けの話なので,うちでは出せません」と断られてしまい,社長に直訴して出版が決まったというエピソードがあるそうです。

     確かに,絵やお話の内容は,一般的な子供向けの絵本とは,言えないかもしれません。しかし,昔話(創作だとしても)の持つ,土俗的な力強さで,読む子供をぐいぐい絵本に引き込んでしまう迫力があります。

     息子も,欲張ったごさくが,自分も干からびて,消えてしまう場面は,とても印象に残ったようでした。 

    投稿日:2011/06/16

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