新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

だいふくもち」 みんなの声

だいふくもち 作・絵:田島 征三
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1977年
ISBN:9784834005240
評価スコア 4.32
評価ランキング 20,091
みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • こんなお餅ほしいとも思うけど・・・

    私はケーキより和菓子派。
    なので息子は、「だいふくもち」と聞いて、
    ママの絵本だね〜と思ったようです^^;

    でも読んでみると、意外にも息子とパパの食いつきが良かったです(笑)

    大きな餅から小さい餅がたくさん出てくるところなんて、
    私好みです♪
    こんな大福餅があったら、私もほしいのになあ!

    ああ、でもそんなこと思っていたら、
    ごさくのようになってしまうかしら?!
    と思っていたら、
    息子に「あかんでぇ〜。
    この人みたいにんるでぇ〜。」
    といがいにも、お話を冷静に受け止めていた息子。
    ちょっと成長を感じちゃいました^^;

    投稿日:2007/05/13

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  • とてもかわいいだいふくだけど

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    なんといってもこのだいふくもちのできかたがかわいい。
    おおきいだいふくがちいさいもち(こんまいもち)をぽこぽこ生みます。(ちょっとした出産です)
    この過程が面白くて、子供も大喜び。

    でも、最後に向かって明るかった話の雲行きがだんだんとあやしくなるんです。
    不思議なだいふくのおかげで楽してもうけていたごさくは、欲をちょっと出しすぎてしまいます。
    そのせいかだいふくもちはあずきを食べなくなり、しなびてしまい、そしてござくも・・・
    このおはなし、ラストはとっても感慨深いです。
    親子そろって、深く感じた一冊です。

    こういうおはなしは後々まで印象深く残るんですよね。
    荒れ果てたごさくもちのお店が妙にさびしく感じました。

    投稿日:2007/05/02

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  • よくばりすぎるとね〜

    お餅大好きの我が家には、まさによだれが出るお話し♪
    だってさ〜、白い物体に小豆をすこ〜しばかりあたえると
    どんどん、どんどん、大福つくってくるんだよ〜
    ビックリだね!欲しいね〜♪
    お話しも、方言で書かれていてテンポ良く読み進めました。

    でもね〜、ラストの方が・・・
    人間ってさ〜。って思っちゃうよね!
    もちろん、私もそうなっちゃうと思います(><)
    子どもたちも、「良いな、良いな」から
    「・・・。」と、かたまってしまいました。

    投稿日:2007/02/24

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  • だいふくもちが子供をうみます

    どうも、民話ではないようなのですが、昔から語り継がれたような力強さがありました。
    その力強さは、とっても心地よく、よかったです。
    途中、方言もありましたが、テンポよく読むことができました。

    お話も、だいふくもちがあんこを食べて元気になり、ちいさいお持ちを作ってくれるという発想がとっても面白かったです。

    なんでも、欲を張りすぎるとダメですね・・・

    投稿日:2006/11/17

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  • おいしそう

    私が小さいときから本棚にありました。
    これを読むと「だいふく食べたいな」って思うのと同時に最後のシーンが怖かったのを覚えてます。

    土佐弁で書かれているため、ちょっと読みにくいかもしれませんが子供は大喜び。
    欲張ってはいけないんだよってことが書いてあるとわかってくれてるといいんだけど。

    投稿日:2006/09/20

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  • 足るを知る

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子6歳

    あの『とべバッタ』の田島征三さんの作品ということで、興味津々でした。
    画風の力強さはそのままに、『とべバッタ』とは違う、これまた独特の世界が
    そこにはありました…。
    昔話風ながら、そうではないとあります。田島さんによる創作絵本だと。

    小さな生き物・大福餅が、あずきをくるんで食べ(それだけでも面白いのに)、
    『こんまい』大福餅を次から次へと産むシーンは、衝撃的かつ爆笑モノです。
    少しわかりにくい文(言い回し)もありますが、お話が面白いので気にならず。

    長年ごさくの家に住み着いてきた大福餅のお陰で、ごさくはお金持ちになれたが、
    パートナーだった大福を、いつしか金産み機としか見られなくなってしまったごさくは、
    もっと儲けたいばかりに、大福に無理をさせ…。
    金に目がくらみ欲張りすぎたこと、そして、大福への思いやりを忘れたこと。
    ごさくの自業自得なんだけど、最後の場面は少しびっくりでした〜。
    あの大福餅は、ごさくの分身だったのでしょうね。

    投稿日:2006/08/17

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  • 元も子も無くなりますねぇ。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子12歳、男の子8歳

    息子チョイスの絵本。
    図書館を自由に歩き回り 手にして帰ってきた中の一冊です。
    息子は ちょいシブ少年です。

    せっかく手に入れた不思議な大福餅。
    ちょっと欲を出したばかりに 失ってしまいました。
    そればかりか 主人公の ごさくまでも 
    最後のページで 消えて居なくなってしまいます。
    後に 残ったのは ごさくが築いた財産の山。
    「これ どうするんだろう…」

    心配する息子でした(笑)

    投稿日:2006/06/19

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  • 欲をだしすぎると・・・

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子5歳

    貧乏なごさくの家になんと口をきくだいふくもちが住みついていた。そのだいふくもちが、腹がすいたので、あずきを食わせてくれという。ごさくは、しぶしぶあずきを貰ってきて、だいふくもちの上にのせてみると、なんと、そのあずきをおいしそうに食べた。そして、小さいだいふくもちを次から次へとうんだ。ごさくがそのだいふくもちを食べてみるとうまいこと。ごさくは、そのもちで商売を始めた。みるみるうちに大金持ちになった。しかし、欲を出しすぎて・・・

    必死に聞いていました。
    だいふくもちが、「ぽこんと こんまい だいふくもちを うんだ。」ところが、一番好きみたい。絵がおもしろいらしい。
    最後は、ちょっと怖い。
    欲を出しすぎるとどうなるのか考えさせられるはなし。
    親が読むといろいろ考えてしまいがちだけど、子供はまだわからない。それでもいいと思う。昔話って、大きくなってから「ああ、その話知ってる。でも、そういう意味があったのか。」と気づけばいいんじゃないかな。

    投稿日:2006/04/12

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  • よくばりもほどほどにね。

    私が50歳の時に、娘がプレゼントしてくれた絵本です。田島征三さんは、私が大きく影響を受けた人の一人です。20代の時土の絵本を読んで目からうろこでした。それから征三さんの絵本を読みあさり講演も聴きました。彼の生き方に共感しました。このだいふくもちは、ごさくが、家に住み着いただいふくもちにあずきをあげたことで、たくさんのだいふくもちがつぎつぎ出てきて餅ばかり食う毎日で大金持ちになる。しかし欲が出て無理にあずきを食わせた為とうとうだいふくもちは、消えてしまう。ごさくも又消えてしまう。人間の欲とはなんとも考えさせられます。欲張りもほどほどにね。



    投稿日:2006/03/25

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  • 私も考えました

    こんなだいふくもちが自宅にあったらいいなぁ〜と思います。ごさくの一代記のようなお話しではありますが、最後はふ〜む…と考えてしまいます。
    何回も読みました。何回も読み聞かせをしました。教え子が幼稚園の発表会でこれを劇に仕立てました。発表会の後にビデオを見せてもらったのですが、子どもたちはいきいきと演じていました。
    怖くて嫌い!という人もいるでしょう。欲張るとこんな目に遭うかもよ、といったかっこのメッセージを読み手がどうつかむか、なんて難しいことを考える必要はないのです。
    日々子さんのいわれる、おいしくてちょっとかんがえてしまう…まさにその通りの絵本です。

    投稿日:2006/02/15

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