書店で絵本を眺めていて、絵がとても素敵だったのでなんとなく手にとって、読んでみてすぐに買いました。みんなと同じでなくてもいい。それぞれに輝く個性があって、一人ひとりにかならず、生まれてきて生きている意味があるんだということを上手に教えてくれていると思います。違いを認めて受け入れることは、大人にだってとても難しいこと。それが出来るようになれば、今世界中で起こっている戦争や人種差別など悲しいことも減ってくるはずです。また、親の立場から見ると、自分の子供が他の子と違うととかく焦りを感じがちです。でもこの本を読めば、一人ひとりの個性がいかに大事なものかがよくわかり、大人にもお勧めです。私はこの本を自分の子供のためと、小学校、幼稚園にあがったばかりで自分以外のお友達と接する機会が急にふえた親戚の子、友人の子に、いろんなお友達のいいところを知ってほしい、また、人と違うところがあっても自分自身の個性を認めて育ってほしいという思いをこめてプレゼントするため、3冊も買ってしまいました。ジェームスの暖かいオレンジ色も、たまらなく素敵な絵本です。